北・漁・港(吉幾三) 2021-01-07 14:53:52 | 日記 明日から荒天の予報なので、返却日までは間があるけれど図書館へ行った。密室空間のエレベーターでは、隅を確保し出来るだけ呼吸を浅くした。サッと返却し、メモしておいた本を選んで滞在時間は僅か数分。せっかく街まで出たので港を巡った。港内には蓮の葉氷が浮かんでいた。油断して足を滑らせてポチャンと落ちると一巻の終わり。慎重に、慎重に歩く港の向こうには雪を載せた雌阿寒岳。そして、その手前には今年で閉鎖すると報道された日本製紙の煙突。この煙が消える日が来るなんて、考えてもいなかった。