北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

怒りっぽいかも知れない一日

2021-08-17 20:07:26 | 日記
今日は予定がある。
この年で予定と云えば受診だ。

特定健診受診案内のハガキが来ていたのを思い出し、何も予定の無い老夫婦は、その予約を入れていたのだった。

既往歴、飲んでいる薬、現在の症状 などを記入する問診票に記入し、「持参するもの」を全て確認して一つのケースに入れた。

と云うことでいつもより2時間も早く起きてサッサと着替えた。

偶然テレビに流れた星座占いでは「怒りっぽいかも」なんて書いてある。

「お母さん、俺は今日怒りっぽいらしいよ」と云ったら「私は我慢の一日」と書かれていたと大笑い。
もしかしたら当たっているかもと思ったけれど「真逆だよね」と云ったらルンバも同じ事を考えていたのかニヤリと不気味な笑み。


検診を受ける病院は、私が5年前に3回手術した大病院。
その検診科へ書類を出し、体温確認を受けてから検診が始まった。



身長はさらに縮み、体重は逆に増えた。
「腹囲を測りますね」と云われてカーテンの陰に導かれ私の前にひざまづく看護師さん。彼女の目の位置はジェームスだ。

夜のオミセなら看護師さんが脱がせてくれるらしいのだが、昼の病院ではそんなサービスは無いようで、「自分で脱いで下さい」と云われた。

採血を終え採尿カップを渡された。
25の線が入っている所以上尿が必要です」と云われたがサービスで倍の50まで出した。

後は結果待ちの1時間。
近くの6畳ほどの待合室に案内されて退屈な時を過ごす。
何しろこの新コロナの時期、検診を受ける人は少ないようで私たち二人だけ。

5分程は夫婦の会話も弾んでいたが、それを過ぎると話すことが無い。

廊下へ通じるドアが開放されているので通る人をただ眺める。
時々出るのが「屁」。二人しか居ないのだから遠慮が無い。
出した時だけ両手で扇ぐが、察したルンバは少しずつ距離をとった。

ふと天井を見上げたら昭和を思わせる扇風機を発見。ファンを回しながら本体もクルクルする映画でしか見たことのないやつだ。

だから「屁」を出しては壁のスイッチを入れ拡散させる。
意外と便利な「昭和」

で、結果は「そこそこ異常」
通っているクリニックと大差は無い。

と云うことで「怒りっぽいかも」と云われた一日は後4時間で喧嘩もせず無事に終わろうとしている。