借りていた本を返却するために図書館の分館へ行った。
スーパーへ行きたいと云うルンバが同行を申し出た。
私が本を選んでいる間、ルンバは隣接する公園を歩くようだ。

夏の間だけ流れ落ちる噴水。

「裸足で入らないで」と注意書きがあるけれど、理由が分からない。
楽しそうに水遊びする子供達。
奥にあるパークゴルフ場で楽しむ人。

少しだけ高い山にも駆け上がる子供の姿。

しばらくしてルンバが車へ戻って来た。
前から興味があった、あの山へ初めて上がってきたと嬉しそうに話す。
「あの山のテッペンって、沢山の人が上がるからハゲているんだよ」と私に教える。
これはきっと薄くなった私の頭頂部に対する皮肉も入っているのだ、きっと。
そして車内に突然響き渡る「ケッケッケ・・・・・」と云う不気味な笑い声。
私は全く面白く無いけれど、彼女のツボに何かがハマったみたいだ。
私はおぞましい笑い声を無視することに決めてアクセルを踏んだ。