古紙回収が迫っているとかで、用済みの雑誌類を選ぶようにとルンバに云われた。
雑誌はほとんど買わないので、無いだろうと思いながら部屋の中を探したら、買った記憶も無い週刊誌が出てきた。
表紙には「副作用が新たに見つかった薬」と書いてあるので、多分これが気になって買ったのだろう。
でも、私の悪い所は、買った時点で興味を失い(いつか読もう)と思ってしまう所だ。
この時も読まずに書棚へ置いたのだと思う。
まるで白ヤギさんから黒ヤギさんへ出した手紙のように。
その見つけた週刊誌を開いて「副作用が見つかった薬」と私の処方されている薬とを見比べた。
チエックを終えて他のページを開いたら、何とエロ満載の記事ばかり。
新宿歌舞伎町の生態とか云うページには、お尻様を丸出しの女性が夜の街を歩いていた。
私は女性の脇毛やアソコの毛には興味が無い。
以前、有名な女性タレントが毛の映っている写真集を出し、沢山の人が買い求めたらしいが、私にはアホにしか思えない。
毛だよ、ただの毛。
それにしても凄いなぁ・・・・・歌舞伎町って。
後ろにある「袋とじ」もカットしてはいない。まぁ、開ける気も無いけれど。
どうせ中身は外側程大したことはないのだろう。
でも、形の良いオッパイや長い脚が載ったカラーページを堪能し、ルンバへ渡した。
彼女は本の中を見て「うわっ、何これ」と大声を上げながら歌舞伎町の街を紹介する記事を見ていたが、その内、声を出さなくなった。
チラ見すると、目を見開いて私以上に真剣な表情。
もしかしたら・・・・、袋とじをカットするかも知れないなぁ・・・・・