最低気温が4度。
目覚めた時、猫のように丸くなっていた。
「夢にキムタクが出てきた」と云ったらルンバが驚いていた。
特にキムタクのファンではなく、夢に出て欲しいと願ったわけでもない。
つまり、勝手に私の夢に出てきたのだ。
記憶に残る夢と、目覚めた瞬間忘れてしまう夢がある。
この違いが何処にあるのか、色々考えたが自分でも分からないが、何らかのショックが関係しているようにも思う。
とにかく勝手に登場したキムタクと私の関係は不明だ。
私が彼の友人なのかマネージャなのか、付き人なのかも分からない。
ただ怪我をしているらしいキムタクを片手で支え、彼が行きたいと云う書店への階段を上がっていた。
そこへ気の毒に思ったのか突然女性が現れて、私が支えている反対側を支えてくれた。
数段上がったところで、キムタクの手が私から離れた。
そしてその手も女性の方へ。
その瞬間ムカッとして目覚めた。
勝手に出演したくせに、私に背を向けたキムタク。
二度と出てくるんじゃネェ。