北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

やむを得ない外出

2021-01-25 21:26:00 | 日記
返却日が迫ったので図書館へ行くことにした。
これは多分、やむを得ない外出に相当するだろう。

片側2車線の国道は、まぁまぁ丁寧に除雪されているのだが、市道に入ると様相が変わる。

路肩に積まれた雪が車線を半分塞ぎ、片側2車線の道路が1.5車線。
それが所々はみ出ているので1.2車線になり真っ直ぐ走ることが出来ず、センターライン寄りを走っている車と攻めぎ合いを繰り返す。

ブルーインパルスが見事な飛行を見せるが、それ以上接近する離れ業だ。

何とか無事に図書館のPへ到着。
消毒後入館チエックを受けて返却し、メモしてあった本を探し出して滞在時間は数分。

帰宅してから念のため、借りた本のビニールカバーの上からアルコール消毒。
スマホにダウンロードしてある厚生労働省の新コロナ陽性者との接触を確認するソフトを起動し「接触は確認されませんでした」の文字をみて少し安心。

感染した人が「陽性になりました」と登録しなければ役に立たないソフトだけれどね。どうやらGPSで行動範囲を確認するらしい。

管内では、少しずつ増えてついに感染者は248人になった。
ずーっと30人だったのに、増え始めるとアッという間だ。

明日またクリニックへ行く予定。それも2つ。
検査・診察を受けて薬を貰わなければならない。

「密」でなければ良いけれど。
大丈夫なんだべか・・・・・

ロードレースを制して

2021-01-24 21:44:44 | 日記
季節列車の「SL冬の湿原号」

古い車体の上SLを動かせる機関手もいなくて、退職した方の中から経験者を探し出し教育訓練と車体の整備をしてやっと動かせるようになったと聞いた。

車体を労り1月下旬から2月末までの土日を主体とした限定運航だ。

経費を考えると全席指定で片道2130円は高いとは思えないし、レトロな座席は人気でほぼ満席となる。

「いつまで車体がもつかわからないのだから、頑張って撮りに行きなさい」とマイフレさんに尻を叩かれ、今日もカメラを抱えてマイナスの凍える世界へ。

例年、30分前に行けば余地がある一番人気の鉄橋脇のPは1時間半前なのに既に溢れていた。

仕方が無いので、その先にある踏切へ。
ここもベストポイントだが、カメラマンの姿は無く良い場所を確保できた。

30分程前になると少しずつ人が増えて場所探しが始まる。
中には雪山からカメラを抱えて転げ落ちる人もいた。
私も場所を確保し続ける為に足踏みをしながら寒さと戦う。



定刻にやってきたSLを前方から捉えた後、車で追いかけることにした。

運悪く赤信号に遭遇しなければSLが東釧路駅で停車している間に追い越せるはずだ。

同じ事を考えている人が沢山いて、道路は一時的に車が増えロードレース状態。



何とか無事に遠矢駅へ先着。
跨線橋の上には、見たことも無いような大勢の人。
跨線橋が落ちないか心配になる程だ。



沢山並んでいるカメラマンを認めた機関手が煙をサービスしてくれたようで皆大喜び。



しかし、さらにSLを追いかける人は跨線橋を駆け下り、車で峠を越えて後を追う。

私は・・・・・悩んだけれど、ここで終了。

ジジイの突撃部隊

2021-01-23 18:19:55 | 日記
スリスリが「明日からだよ」と云うのは季節列車「SL冬の湿原号」の今季運行が始まると言いたいのだ。

でもねぇ、SLは飽きたし丹頂も飽きた。

ヌードを撮らせてくれる人がいるのなら、持っているカメラを全部バッグに入れてスッと腰を上げるのだけれど・・・・・もう面倒臭い。

今朝、一度はソファーに寝て惰眠を貪ろうかと思ったのだけれどそれよりはカメラを持って歩いた方が少しは健康に良いかと思い直し、ムクッと起き上がった。

急にエンジンがかかったグータラ亭主に驚くルンバに「SL」と云い残して車へ。

何処で撮ろうか迷ったけれど、今季最初の御出座なのだから機関区から出てくる様子が見える北中学近くの跨線橋に向かった。

まだ30分前だと云うのに跨線橋の上には沢山のカメラマン。
私も路駐して、遠く網走から撮りに来たと云う若者と跨線橋の上へ。

モクモクと煙を出す日本製紙を背景にできるのは今年で最後だ。
どの線路を走るのか、何時に機関区から出てくるのか、色々な情報が飛び交う。

実はSLを撮るのは少し難しい。
真っ黒のSLと真っ白の雪。正反対の強いコントラストを潰さないようにと条件設定をしなければならないのだ。
建物や雪を試し撮りし輝度調整を繰り返して準備完了。



そして汽笛一声、黒煙を吹き上げながら一年ぶりに登場した漆黒の雄姿にカメラの砲列が向けられる。

カシャ、カシャ、カシャと周りから響き渡るシャッターの音が、鼓動とリンクした。

跨線橋の下を通り過ぎたと同時に三脚を畳むのももどかしく槍のように抱え上げ一斉に跨線橋から駆け下りるのは、SLを追い越して次の撮影ポイントへ向かうため。



階段の下には何とミニパトが一台。路駐を取り締まる為だろう。

しかし、こちらは殺気立っている三脚の槍を構えた老い先短いジジイの突撃軍隊だ。中には女性もいるけれど、怖いモノなんか無い。

何か言いたそうな警官の横を一丸となってすり抜け、突撃部隊は次の戦場へ向かうため、アッと云う間に姿を消した。

そんなに嫌なの❔

2021-01-22 16:07:47 | 日記

ズン・・・・・腹に響く重い音。

庇からはみ出ていた雪の凍り付いた塊がついに滑り落ちたのだ。

やっと落ちたと小躍りするルンバ。
ここ数日、いつ落ちるかと気になっていたのだ。



砕けた氷の塊を空き地に捨ててくると云うルンバを必死にとめるのだが、
「溶ける派」ではない彼女は放っておけない様子。

新聞には90歳のお婆ちゃんが屋根の雪を落としていて落下し亡くなったと云う記事が出ていた。

「90歳が屋根の上に出るなんて自殺行為だ」と云っていたばかりなのに、自分は落ちた氷の塊を除けたくて仕方が無いのだ。
まだ次の塊が落ちてくるかも知れないのに。



だから「氷が落ちてきて下敷きになっていたら、助ける前に乳揉むぞ」と云った途端、揉まれたくないルンバの足がピタッと停まった。

心凍らせて

2021-01-20 20:13:36 | 日記
今日は検査日。憂鬱な一日が始まる。
前夜、珍しくスマホの目覚まし機能をセットして寝た。

ストーブはタイマーセットで火が点いているが部屋はまだまだ寒くてストーブ前を動けない私を横目にルンバは洗濯をし、仏壇へ供物を上げ、掃除機をかける。

動き回るから、この程度の寒さの方が汗をかかなくて良いのだそうだ。

気合いを入れて顔を洗い食事をしないで病院へ行くのだが、その前に車のオイルが凍っているのでエンジンを暖める必要がある。

ガッチリ着込んで車のドアを開けたら、車全体が真っ白。霜に覆われていて外が全く見えないが何とかエンジンをかけて家へ逃げ帰った。

予約時間より2時間早く家を出て、先ず車の窓ガラスに貼り付いた霜を削る。
バックミラーに貼り付いた霜はミラーに付いている熱線のSWで溶かす。
外気温はマイナス17度だが、暖機運転が効いてエンジンはきちんと回ってくれた。



道路は出勤時間と重なり渋滞。除雪された雪が道の端に積まれ道幅を狭くしているのも原因の一つだ。

予定より30分は遅れたが予約時間前に無事病院到着。

採尿では少し泡が出たのが気になり匂いを確認して一口だけ飲み、味を確かめ・・・・・たりはしない。(*^_^*)

結果が出るまで待合室で1時間のソーシャルディスタンス。
後ろに座っていた爺さんが軽く咳をしたので少し離れた席に移り、横の婆ちゃんが☎しているのか小さな声で「大丈夫、熱は下がったから・・・・・」なんて云うのが聞こえて、さらに端へと移動した。

順番がきて診察室へ。
結果は「1.2」だけ悪くなっているとかで、「おせち料理は食べなかったし、カマボコも昆布巻きも我慢したのに・・・・・」と熱弁をふるう私を気の毒に思った主治医は「まぁ誤差範囲と云える数値ですから大丈夫」と私を慰めた。

もし悪化していなかったらご褒美にと思っていたケンタを諦め、逆に頑張って階段上がり。



10Fの展望室から見下ろす港には氷が浮いているのが見えた。