16日は朝早く家を出て、大阪に飛んだ。大阪からJRの特急「雷鳥」に乗って福井市にやって来た。この6月に個展をさせて頂く「ギャラリー風遊舎」に下見を兼ねた御挨拶。
福井県と言うと大変遠く思っていたのだが、大阪から2時間くらいで着いてしまった。上品で綺麗なオーナーの松宮さんが迎えてくれた。今回は突然の申し出であったため、会期中に私がこちらに来ることが出来ませんので、事前に作品の特徴と諸注意などを説明して後はお任せすることになった。いいお客様との出会いが有ると良いのですが! 宜しくお願いします。
バタバタとしながら大阪にトンボ帰り、夕方に難波で私の敬愛するインターネットショップのオーナーのイチローさんと会食。私より少し若いのだが、いろんなことを教えていただく。お互いに利害関係が無いので良き友として、経営の事、家族の事、人生の事、本当に力になっていただいている。
17日朝、いつものように出張先での朝歩き、難波のホテルを6時半に出て、どんどん南へ。昨年は日本橋のホテルだったので、筋一つ違った道を南に南に。2キロほどいくと朝早いのに、何か異様に賑やかな地帯がある。「新今宮」と書いてある。
ついつい、好奇心もあり、中に入ってみると労務者達がたくさん集まっている。露天商もたくさん出ている。しかし、お祭りで見る露天ではない。(とうもろこしとか、焼きイカとか、たこ焼き、おもちゃなどとは違う)どれも、どこかから拾ってきたのか、古着や古雑誌、割れたような陶器だっ たり、ビデオ、DVD、なんかここだけは日本では無いような治外法権の地域のように思われる。一軒のDVDを覗いてみると、なんと先日見た「007、カジノロワイヤル」のDVDがあった。「おいちゃんこれいくら?」と聞くと「1枚、800円。3枚で2000円や」「こっちのヤツはまだ市販されていないDVDで、映画館で撮ったヤツだから、画質がB級と書いてあるやろ。こっちのヤツは正規のDVDをコピーしたヤツだから画像が綺麗や!」と、臆面も無くこんなことを言う。まいった。
朝七時だというのに、なぜか缶ビールやワンカップを手に持ってうろうろしている。壊れかけた屋台にも、みんなで酒を飲んで賑わっている。乳母車に生のホルモンを乗せたおじさんがその隣で牛の胃袋を包丁で切っている。その回りに野良犬が何匹もうろうろ、 難波のお洒落な繁華街か ら目と鼻の先にこんな場所が混在する。今時、都会では放し飼いの野良犬なんか見ることは無いと思っていたのに、まるで東南アジアか南米あたりの市場に迷い込んだような錯覚をする。不思議な地域だ。でも、人間一つ間違えれば、何時私もここで暮らすことになるかも知れない。
一泊税込1000円。うーん。
写真を撮っていることがばれると、なんか袋叩きに合いそうな気がする。
ちょっと長くなり過ぎてしまったので、続きはまた明日。