高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

新世界

2007年04月19日 06時09分05秒 | 出張

百年前の新世界。

_6_1  _7通天閣の近くを歩いていると、今は寂れたこの界隈も100年前は大阪一のテーマパークとして開かれた地域だそうだ。明治の末、大阪博覧会の時に立てられたテーマパークのシンボルとして、パリのエッフェル塔をまねて作られた通天閣。空には「針金遊覧」となずけられてゴンドラがぶら下がり、今から見ても逆に100年後の未来都市のような感じさえする。着物姿に下駄とハンチング帽子。当時ハイカラさんと呼ばれる人たちがたむろした様だ。

大阪といえば、串かつ。通天閣の回りにはたくさんの串か_9_1つ屋さんが集まっている。派手な看板と品の悪いビリケン人形、呼び込みのお姉ちゃん達、大阪らしいガヤガヤとした雰囲気である。飾り付けが速く終ったので、九州から勉強のため連れていっている山口さんと食べに行った。

串かつは美味しかった。いつもは梅田の立ち食いの串かつ屋に行っていたのだが味はこちらのほうが◎、揚げたてのあつあつがトレイに載って出される。ころもも薄くたっぷり入ったソースの中に漬け込んで食べると実に美味しい。「ソースの二度付けお断り」とあちらこちらに張り紙がしてある。生ビールを飲20070417194600 んだ後、彼女が焼酎のロックとお水を注文した。小さなロックグラスにちょっと入った焼酎、大きなグラスにたくさん入ったお水。彼女は勘違いして大きい方を焼酎と思い込んだようだが、大阪の商売はそんなに甘く無いよ!

ちょっと良い気分になって、品の悪いビリケン人形の前でパチリ!

竹工房オンセ

コメント
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