高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

市原 手作りの心・砂田

2007年04月01日 17時45分00秒 | 催事案内

Cimg4000 桜の花が咲き乱れる春の一日、今日から千葉県の市原市「手つくりの心・砂田」で個展が始まった。今年最初のギャラリーでの個展である。1月の仕事始めであるデパートの催事よりは幾分助走期間があったため楽な気持ちで開催できる。と言うのも、ギャラリーの場合は自分でどうこうするというよりも、ギャラリーさんの持っているお客様と私の作品が合うか?合わないか?ということで答えが出る。お店と客層と作品、この三つが合わないといい結果は出ない。

湯布院在住の友人である陶芸家から紹介していただいたこのギャラリーは千葉県の五井にある。ギャラリーを始めて今年で20年目だそうだ、地域に根ざした気持ちの安らぐお店である。月一回のペースで催事をされているのだが、この市原市という小さな地域で20年もお客様の指示を得ていくことは大変なことだと思う。 

朝、8時30分、大分発の飛行機に乗り、10時に羽田空港に到着。運良く直ぐ「五井」行きの直通バスが出発するところであった。東京湾を通るアクアラインを通って「五井」に到着したのは10時50分。この直通バスのお陰でずいぶん早く、楽に千葉県まで来ることができた。お客様が次から次へと来るわけではない。ポツリ、ポツリとお客様がやってくるのだが、皆さん古くからの御ひいきさんばかり、今まで無理することなく自分のペースで押し付けることなく営業されて来たお陰だと思う。来られたお客様全員が必ず何かをお買い上げしてくれる。ありがたいことだ。

3_143 翌朝、近くを散歩してみると何川かわからないが土手沿いに散歩、駅周辺以外にはほとんどビルも無く、郊外の住宅地区という感じだ。一軒一軒が大きく、静かな町である。市原といえばサッカーのジェフ市原の根拠地、街中の電柱もジェフ市原のチームカラーが塗られている。小さな町なので繁華街という所は無くようだ。町外れの土手下に10件ほどの飲み屋が並んでいる。なんとなく懐かしいような、寂しいような風景だ。

竹工房オンセ3_142

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする