春雷 突然の雷で驚いた。午前中は小春日和で庭で作業が出来るような陽気であったが、夕方から一転して激しい雨。ゴロゴロ、ピカッと雷が!正しく春の嵐だ。いち早く妻から「パソコンの電源を抜いていた方が良いよ」と言われ、工房にあるパソコンの電源を抜いておいた。夜中に目が覚めて、工房にやってくると、なんとすべての電気が切れている。ウワー、どうしよう。雷が落ちたようでブレーカーが下り、電源が止まっていた。恐る恐る、ライターで確かめながらブレーカーを戻した。ぱっと明るくなり、おもむろにパソコンのコードをコンセントを差し込む、無事、起動した。あー、良かった。いつも私を助けてくれるのは妻のアドバイスだな。
と思わせるような雰囲気の二人がやって来た。小堺カズキに似た柴田さん。東京からやって来た伊勢丹のバイヤーである。伊勢丹の担当者は全国のデパートの中で一番頻繁にやってくる、「現場を知らずして企画はできない。」ということで、今回も工房の作品を見ながら「こんな物が出来ませんか?あんなものが出来ませんか?」と提案してくる。私たちにとっても違った目線で商品提案をしていただいた方が新しい感覚の物が出来るので助かる。
大きい方が大分県一村一品協会の佐藤君。私たちが催事でデパートに入った時に、休憩時間や食事時間の留守番、飾りつけ撤収の手伝い、その他デパートとの細かい折衝などをしてくれる。今回も彼が柴田さんを県内の業者さんの所へ案内しているのだ。