ゴールデンウィークの初日、名古屋からの御一行。真ん中の女性が以前からの私の作品のファンの「H」さん。気さくな方で名古屋松坂屋には年に2回出店している関係で、何回かお友達の二人の女性と食事を一緒にさせていただいている。前回の1月に松坂屋に行った時、「ゴールデンウィークに湯布院に行くー!」と話が盛り上がり本日に至った。その時一緒に同席をしていた大分県日出町の藍染め屋さん「T」さんが宿の手配をしてくれた。「ゴールデンウィークに由布院の「玉の湯」「亀の井」に泊まりたい! 別府ではエステがあるホテルが良い!」などの無理難題を吹っかけられたのだが、どういう訳か?「T」さんが旅行会社のように御希望を調整して手配してくれた。不思議な人である。
御一行は朝大分空港について、レンタカーを借り、日出の藍染め屋さんの見学、買い物。私も日出まで行って合流。みんなで軽く昼食後、今度は私の工房に来ていただいた。来るまでの道のりや景色が珍しいらしくはしゃいでいる。都会では味わえないような風景ですものね。到着するとまず聞こえてくるのが鶯の声。目に映るのは新緑の木々、都会の喧騒とは違ったゆっくりとした時間が流れている。
ワイワイガヤガヤしながら工房内を見学。初めて見る竹細工の作業など、2階にある山のように積んである花篭など、普段デパートで飾られて作品を見るのとでは全然違った生産現場を見て頂いた。気に入って頂いたバッグを持って一枚パチリ。
私の工房には看板も展示ルームも無い。よくお客様から「国道に看板くらい出したら?」 と言われるのだが、ここはお店ではなく、作業工房なのでかえって冷やかしで人が入り込んでくると知らん顔は出来ないのでどうしても作業の手を休めることになる。本当に来て頂きたい方には私が迎えに出るか?地図をお渡しして来て頂いている。
皆さん、楽しんで頂けましたか?
これから別府を通り越して本日宿泊の直入郡の「かわせみの庄」へ。大分を楽しんでいって下さい。