先日、野良犬が2匹迷い込んで来た。2匹とも食べ物も無く、痩せ細っている。工房の竹材庫の前に座り込んで動かない!此処で死なれても大変だ。そのうち、居なくなるだろうと様子を見ていると、翌日までそこに居る。しかたが無いので、役場に電話して野良犬の捕獲をお願いした。竹材庫の中に餌を置いて、入ったところでドアを閉め、やっと捕獲と思いきや、ちょっと目を離した隙に逃げ出してしまった。みんなで散々追い掛け回しているうちに家の近くには来なくなった。保健所に捕まったのか?まだ、近くに居るのか?しかし、可愛そうな気もする。
問題は1ヶ月くらい前から工房の床下に住み着いた2匹の猫。これがどれだけ追っ払っても戻ってくる。私の顔を見ると逃げるのだが、しだいに工房のメンバーには擦り寄っていったり、我家のような顔になって来た。しかし、イタリアに行く前にこの猫達と決着を付けたかったので、いよいよ、昨日大きなダンボールに餌を入れ、誘い入れた。入った瞬間、蓋をしたのだが、猫も死に物狂いだ。1匹は蓋の隙間から飛び出してきた。みんなも引っかかれやしないか?と腰が引けている。向こうは命がけ!取り合えず、1匹をダンボールごと車に積んで遠くの山で離してきた。この後は猫の生命力次第だ。
もう1匹を捕まえようとまた、ダンボールに餌を仕掛けるのだが、もう警戒して寄り付かない。もうこれで無理かと諦めかけたのだが、今年入ったMさんが捕まえて来てくれた!凄い!ヤッター!
残念ながら、この時の写真は無い。みんな必死なので写真を取っている余裕がなかった。残念!
もう1匹も先ほど捨てた所まで行って離してきた。もう時間がたっているので2匹が一緒になることは無いだろうが、ひょっとすると仲良く一緒になったかも?知れない。少し、心が痛むが、仕方が無い。これで、イタリアに行くまでに一つ心残りが消えた。