高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

ミラノ第1日目

2007年11月15日 15時27分57秒 | 海外事業展開グループ

1114日、昨日は28時間ほど続けて起きていたので、ベッドに入ったら直ぐに寝てしまった。ぐっすり眠ったつもりでいたが、起きたのが夜中の1時である。体内時計がまだ日本時間なので換算すると日本の朝になっている。電気を付けようか迷ったのだが、此処で起きてしまうとまたずうっと時差ぼけのままになるので我慢してもう一度眠った。 7時過ぎにホテルのレストランに。コンチネンタルのバイキング方式、贅沢ではないがイタリアはパンも美味しい、カプチーノに生ハムとクロワッサン、ヨーグルトにフルーツと結構食べてしまった。

部屋に戻って、パソコンを電話回線でつないで見る。ピー、ギャギャギャーピー、ギャーギューとファックスを送っているときのような音がする。日本を発つ前に、OCNから電話回線でつなぐ方法を聞いていたのだが、実際に海外に出て、パソコンを持ち出すのは初めてなので一抹の不安が残っていた。しかし、これで解消された。ただ、インターネットにつないでいる間中ホテルの電話料金が掛かってしまうので、事前にアップする文章を作っておいたり、写真のサイズをなるべく小さく加工して、準備万端の上アップしよう思う。

1114_003  朝、8時半にホテルを出発、メトロに乗って会場のギャラリーに向かう。朝の通勤時間のようで地下鉄の中はギュウギュウ詰である。9時にギャラリーに到着。中を覗いてみると、ちゃんと作品が届いていた。さー、これから飾り付け。

1114_007 1114_056 全員で分担してテキパキとかざり台の製作から、レセプションのテーブル作り、照明関係の配線、プロジェクターの設置、全体のレイアウト、など等、やるべき事が随分とある。1時になって、買出しチームが昼食のピザを抱えて戻ってきた。1114_064 これまで、フル回転で動いていたので随分とお腹が減っている、立ち食いでピザを頬張る。チームで遣って来て良かったと思える時間である。一息ついた後、ジェトロミラノや総領事館など関係各位への挨拶チームと、飾りつけを続けるチームに分かれて午後からも結構働いて動いている。狭いギャラリーの中での作業にも関わらず、一日の最後の万歩計を見てみると10キロ以上歩いているのだ。

1114_0711114_052  6時半くらいまで作業をしたがさすがに疲れが出てきた。毛利さんも「もう、頭が回らん!明日考えよ。」を連発している。外もすっかり暗くなり、ミラノの夜に変わっている。ホテルに戻り、近くのレストランへ、全員で会食。この時、イタリア語を喋れるのは楓ちゃん一人、みんながあれが良い此れが良いと好き勝手を言うのを通訳するのは彼女の役目、これから1週間頼りにしてますよ。飲み物はビールとお水と赤ワイン、抓みに生ハムにパルメザンチーズ、料理にミラノ風カツレツ、(此れは日本で食べた物とは全然違った。日本で食べたときは薄いカツで、大きさも15cmくらいのものだったが、現地では厚さも結構あり、大きさが両手のひらを合わせたくらいあるのだ。驚いた!) カルボナーラ、ラザニア、ボンゴレ、リゾットなど、イタリア料理のミニコースくらい頼んだ。疲れていたはずの全員がアルコールが入ると俄然元気になり、11時近くまでワイワイ騒いでいた。あー、今日も「トウェンティー・フォー」の様に長い一日だった。

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イタリアに出発!

2007年11月15日 15時22分25秒 | 海外事業展開グループ

1113_012 11月13日、朝、4時起床。5時20分にホテルを出発。地下鉄で福岡空港へ、6時5分集合、それぞれに空港に集まってくる。どの顔を見ても寝不足なのか?顔が少々むくんでいる様な気がする。一人も遅れることなく、全員集合。出発前に記念撮影。 7時5分発、成田行き、9時着。朝食を取ながら、ミーティング。10時半に我親友「恵文さん」の娘楓ちゃんが大阪より合流、これで全員集合である。空港で宅配便の荷物を受け取り、お金をユーロに交換、3年前は1ユーロ130円であった、昨年は150円位、今回は166円と毎回レートが上がっている。荷物検査のときにスーツケースに入れていたチャッカマンのライターが悪くて荷物を開けて取り出さされた。透明のビニールに入れて手荷物で持って行けと言う。スーツケースの中には2リットルの日本酒も入っているのにこちらは何にも言われない。まして、体重計のような機械類もあるのにOKだ。不思議な気がするが、これが決まりなのだろう。14時アリタリア航空にてミラノに出発。  12時間の運行はキツイ、長時間であることもさることながら、アリタリア航空の機材設備が悪いのだ。本当に酷い、まず、私と妻のイヤホンが手で押さえ込んでいないと聞こえないのだ。文句を言ったら、何とガムテープを持って来て、これで我慢してくれと言う。私の席は尚悪いことにモニター操作のリモコンが壊れていて、ぜんぜん見ることが出来ない、最悪である。昨日、博多であんなに良いことをしたのにアリタリア航空の性で悪い滑り出しになってしまった。ガッカリ!満席で是席変更も出来ない、こんなに乗っているのに日本語が話せるスタッフが2人しか居ないのが問題だ!

1113_026 まー、無事ミラノに到着。18時10分。長い12時間であった。ミラノ郊外にあるマルペンサ空港、この2年間に3回もこの空港に来るとは?送迎バスでミラノ市内のホテルに向かう、到着が20時半、24時間以上も起きている、日本時間では朝4時半とは、眠いはずである。目をショボショボさせそれぞれの部屋に。こじんまりした部屋だ。ベットの大きさなどは日本の東横インの方が随分広い。

ホテルについて、インターネットが使えるか?聞いてみると、どうも日本のホテルとは勝手が違い、ワイヤレス接続だが、このホテルの契約している「ボーダーフォン」のサイトに入り、そこでクレジットで30分とか、1時間とか使用料を先払いして使うようだ。しかし、クレジットの画面も全部英語か?イタリア語なので、ある程度のところまでしか進めない。語学の乏しい人間の悲しさだ。疲れた頭で色々考えても良い案は浮かばないので、もう今日は寝よー。長―い、長―い、まるで映画「トウェンティフォー」の様な一日であった。

竹工房オンセ

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