高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

ギャラリーさん手

2009年07月27日 15時12分25秒 | 催事案内

25日から31日まで、北九州「ギャラリーさん手」さんでの二人展。山梨県のジュエリー作家渡辺さんとのコラボである。

Cimg0138 渡辺さんは前日に飾りつけに遣って来たのだが、大雨のせいで、ギャラリーから身動きが取れず、一緒に来ている奥様がいる福岡まで、行くことが出来ず、ギャラリー近くのビジネスホテルに1泊したそうだ。

私は、初日の昼過ぎに到着。こんな、天候の中、お客様も来るわけも無く、渡辺さんとゆっくりお話しする事が出来た。宝石のことなど、全然判らない私にとって、珍しいお話ばかりである。

小さな、小さな7・8ミリのオパールが60万円とついている。「へー!」と驚いていると、「バブルのころは、これが何百万したそうだ。」またまた、「へー!」である。自分で気に入った宝石や真珠などを加工して宝飾品を作っている。

お客様からの、オーダーは、何回も何回も気に入って頂ける様遣り取りしながら、何ヶ月もかけて作りこんで行くそうだ。大人しく、ピュアーな感じの人柄が「この人に記念の指輪を作って貰いたい!」と思うのだろう。

「さん手」はオーナーの原口さんが生まれ育った家を改装してギャラリーにしている。三姉妹で経営しているので、三人の手で「さん手」と名付けたそうだ。近くに高速が走る都会の中にあって、手入れの行き届いた庭が素晴らしい。

Cimg0133 ここが、北九州とは思えないほど、山野草があちらこちらに咲いている。この、庭を見ながらお茶を飲むだけでも、楽しいですね。私の竹篭にも、庭のお花を生けて下さっている。

商売、商売とした感じはほとんどありませんので、緑を見ながらゆっくりとした時間を過ごしに、一度行って見て下さい。

竹工房オンセ

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