府中と云えば、最初に頭に浮かぶのが「府中競馬場」だ。催事二日目の朝、福ちゃんから、部屋の電話が鳴る!「散歩、行きますか?」と。
今にも雨が降りそうであったが、「まー、良いか?」と出かける。ホテルから1.5キロほど行った所に府中競馬場がある。正式には「東京競馬場」だ。遠くから見ると、要塞の様な形をした、巨大な建物である。玄関前には、レトロな雰囲気の飲食店が並ぶ。
恐らく、競馬開催中には、予想紙を手に持って、するめの足をかじりながら、赤鉛筆を耳に挟んだ様なオジサン達で一杯になっているのだろう?
競馬場を過ぎ、もう少し南に進んでいくと、サントリーの工場があり、その隣に「大東京総合卸売りセンター」という名の、市場があった。中に入ってみると、朝早くだと云うのに、たくさんのお店が開いていた。
府中の駅前は、高層マンションや商業施設のビルが立ち並び、無機質な感じだが、少し離れると、緑がいっぱいあり、新宿まで特急で30分くらいの距離を考えると、住みやすい街では無いだろうか?
散歩の最後に、大国魂神社によって、「今日もたくさん売れますように!」とお参りをしてきました。