慌しい準備で始まった府中伊勢丹での「大九州展」。初日は少し早く出勤して、前日出来なかった残りの飾り付けをする。しかし、9時半まで、館内は冷房が入っていないので、汗びっしょりになる。朝礼の前に、シャツを着替えに一度ホテルに戻ることにした。
開店早々、「直ぐにお客さまは混んで来ないだろう?」と高を括って、地下の食品売り場に、お箸の実演用のこんにゃくを買いに売り場を離れた。
地下に向かいエレベーターに乗っている途中、突然、携帯が鳴り、「お客様が並んで待っています!」と呼び戻しにあった。慌てて戻ってみると、黒山の人だかり……。
広告に「限定100膳、名入れ箸サービス」と出た事が大きい。
「府中のお客様は名入れが好きなのか?」と思いつつ、結局、この日一日で、100膳近いお箸に名前を彫った。ありがたい事です。
府中の伊勢丹は現在7時閉店に改善されている。初日はお客様が多かったこともあるが、あっという間に閉店時間になったと云う印象である。働く者からすると、7時閉店が一番ストレスが溜まらない良い時間なのでは無いか?と思う。