毎年、12月28日はお餅つきと決まっている。我家で3家族が揃って餅つきをするのも今年で12年目だ。気を使わない家族が集まって、一年の労をねぎらう。
本来、餅つきとは
「モチ」は民俗学でいうハレの日(非日常、とくに神祭など祝いの日)の食べ物で、稲作農耕の食文化の一つとして伝えられた。その餅を神祭や通過儀礼の食品としたのは稲霊信仰によるもので、餅を食べることで神の霊力を体内に迎え、生命力の再生と補強を願ったからだ。
またお正月は年玉(年魂)といい年間で最も重要な神祭の行事だった。
今年の餅つきは残念ながら天候に恵まれず、小雨が降ったり止んだりの愚図ついた天気であった。
そんな中でも、元気に餅つき!
息の合った餅つきでしょ!
一番最初は、「子供たちが喜ぶから」と云う理由で始まった餅つきだが、子供が大きくなった今、大人達の遊びの一つである。忙しいばかりで、気持ちに余裕が持てないと遊びが出来ないものね!
我家は鏡餅を3組だ。このつきたてのお持ちの手触りは、柔らかくて優しくて何とも云えないな。
家の中では、ベトナム料理の「ネム」が作られている。
神奈川県在住のみちさん、50本もの春巻きを作ってくれました。
みんなで餅つきを楽しんで、良い一年を締めくくることが出来ました。また、来年も全員が揃って迎えることが出来ますように!