餅つきの火を焚きながら、隣で、先日来の懸案であった「石窯」で試し焼きをしてみることにした。今回は、セメントで固めてしまうのでなく、家の側の赤土を練ってメジをつめ熱気が逃げないようにした簡単な試し焼きだ。
私が赤土を練っていると、丁度そこへ遊びに来たのが、フランスの煉瓦職人のアンドレさん、何とタイミングの良いことか!
ボンジュール・・・・
素人の僕らの石窯を見て、「これは楽しいね!」だって、
火をつけると、最初は煉瓦が冷え切っているので、なかなか旨く火が熾らない。時間をかけて少しずつ煉瓦が暖かくなっていくに連れて、煉瓦の中の水分が水蒸気となって吹き出してくる。3時間ほど掛けて、じっくりと窯を暖めた。
この窯は単層式なので、ある程度暖まったら、中の火を外に掻き出し、煉瓦の余熱でピザを焼いてみる。
火の番をしてくれたのは、こちらも丁度良い人材が・・・・由布院の陶芸家の肥後さんだ。普段から窯の扱いには慣れている。アドバイスとしては、「煙突をもう一本だけ付けたら良いですよ!あまり高くすると、引きすぎて熱効率が悪くなるから」と教えてくれました。
さて、さて、どんな具合になっているのか?
出来上がったのは、これだ!
バッチリ出来ました。
プレーンピザ!
美味しいこと、美味しいこと!最高です。
全員から大絶賛!
これで、本格的な石窯を作ることに決定だ。