高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

脂肪燃焼スープ 4

2006年10月10日 13時07分40秒 | ダイエット

ダイエット前                    ダイエット後

 

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ついに2週間過ぎました。2週間前の服装で写真を撮りました。左の写真が2週間前9月27日、右が今日、10月10日の私です。お腹周りが9センチほど、体重も8キロ減りました。こうして比べてみると首回りがずいぶんすっきりした感じがしますね。

脂肪燃焼スープは確かに短期でダイエットするには持って来いです。私もと思う方、是非、挑戦してみてください。レシピはhttp://www.wasshari.org/health/aweekdiet.html に載っています。このダイエットはアルコールを嫌うので、ダイエットを始める前日からアルコールを飲まないようにすることから始まります。野菜スープで脂肪を燃焼させることもさることながら、私にはこの半月、一切のアルコールを絶った事が非常に大きいように思える。体調がすこぶる良いです。腰の周りが軽くなった分、体が良く動くようになった。血圧も下がり、おそらく、中性脂肪などの数値もいい数値になっているのでは?

野菜燃焼スープはあまり美味しい物ではないので、ずーとこれだと言われるとやる気がなくなるが、1週間がワンサイクルだから、誰でもこれくらいだったら我慢できるのでは?私もこれに気を良くして、もう少し普通食を充分に楽しんでから、11月にもう一度挑戦してみようと思う。目標はあと10キロ!もう10キロ減ったら、結婚したときと同じ体型に戻るので、妻からも「結婚詐欺」と言われないですむ。!  MUROママ、見てください。

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作業行程 その5 竹剥ぎ

2006年10月09日 20時10分00秒 | 竹細工作業工程

Photo_44 ある程度の巾に割った竹を今度は剥いでいく。これも、竹割りと同じでバランスの問題だ。表皮に近いほうが硬く強いので、少し薄く。だいたい、6対4くらいの割合で竹割り包丁を推し進めて行く。包丁の刃の部分は最初に竹に裂け目を付ける時に使うだけで、後は手元に付いている胴金という部分で上下に押し広げていく感じだ。極端な話、手の指を突っ込んで行っても竹は剥げるのだ。

竹には節があるのだが、この節を越える時に少し力が要る。節の手前で少し勢いをつけて包丁を引き寄せる。竹細工でケガをする時はほとんどこの時だ。竹の性質によってはなかなか割れなかったり、節のところでポキリと折れたり。この折れたときに勢い余って左手に包丁を食い込ませる事になる。私の左手にも竹細工を始めて間もない頃ケガをした痕が今でも残っている。

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作業行程 その4 竹割り

2006年10月08日 06時14分24秒 | 竹細工作業工程

Photo_42 磨き終わった竹を作ろうとするヒゴ(竹を割ったり、剥いだりして篭を編む材料のこと)に合わせて、割り込みを入れ割っていく。前回の菊割りでまとめて割るときもあるが基本的にはノギスやケガキコンパスで幅を付け、割り込んでいく。竹割り包丁を竹の裏の方から入れていく。

「木元竹裏」という言葉がある。これは昔から伝わる言葉で木は元から(生えている状態で下から)、竹は裏から(生えている状態で上のほうから)割れという言葉だ。 竹は一見真っ直ぐに見えるが良く見ると右に左に蛇行している。真ん中真ん中を目指して割っていくのであるが、左右のバランスと崩すとどんどん弱いほうに割れていってしまう。長いヒゴ(3メートルから4メートル)を取るときなどは神経を使う。この単純に見えるが基本の作業が大事だ。

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遠方より友来る

2006年10月07日 19時34分00秒 | 友人

10_ 遠方より友来る、今日、アメリカ在住の竹工芸家の米沢次郎がやってきた。見ての通り、童顔で万年青年のような顔をしているが、もう、私と同い年で今年51歳になる。ウソダローと言いたくなる気持ちは良く判る。世界的な竹の作家である。彼とはめったに会うことはないが、2年か3年に一度、里帰りしたときに遊びに来てくれる中だ。

一品物しか作らない彼とは、少し方向が違うのだが、人間的に嘘のない正直な所が好きで引き付けあうのだろう。今日も取り止めもない話と近況報告、近いうちに必ず私がアメリカの彼の家に行くと約束して別れた。

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作業工程 その3 竹みがき

2006年10月06日 19時30分00秒 | 竹細工作業工程

__3 「磨き包丁」竹細工独特の道具である。良く似たもので、桶屋さんが使うとか、下駄屋さんが使うとか聞いたことがあるが、あまり見かけない。半円形に湾曲した包丁を竹に垂直近くに立て、竹の表面を剥ぎ取っていく。

伝統工芸で今、一番問題なのは伝統工芸品を作る技術はあるのだがそれに関わる道具や材料を作る人がいなくなっているのだ。どんどん高齢化してしまっているのが心配だ。大分の竹工芸の場合でも、竹工芸がしたいという若い__4人は全国からたくさん集まってくるのだが、肝心の竹を切り出す人がいなくなっているし、このような、特殊な道具を作る鍛冶屋さんがいなくなっているのだ。

竹を磨いた時に出る屑だ。クルクルと丸まって出てくる。この削り屑を見ると、上手いか下手か判るんだよね。竹を磨くときの音を聞いていたら、竹を見なくても素人か?職人か?判ります。この屑を使って、磨き終わった竹を更に磨いてやると良い艶が出るのだよ。

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作業工程 その2 竹みがき

2006年10月06日 06時25分00秒 | 竹細工作業工程

__1 今回から、少しずつ、竹バッグや花かごができるまでの作業手順や道具などを紹介していこう。前回の菊割りにかなり問い合わせがあったからだ。

丸い竹をそのまま割っていき、作品つくりに入ることもあるが、ほとんどの場合表面のガラス繊維を磨き取ることから始まる。竹の表面には硬いガラス繊維で覆われていて、それが竹の持つ艶を出しているのだが、ガラス繊維のお陰で染料とか漆がしみ込み難い。そのため、竹細工独特の道具である「磨き包丁」を使ってガラス繊維を削り取っていくのだ。少しずつ、幅3mmくらいずつ竹を回しながら磨いていく。面白いものでこの最初にする作業が作品を仕上げるときの最後の艶出しに答えが出てくる。まるで、人生教訓のようだ。

__2 丁寧に少しずつ、女性を扱うように!力を入れすぎて削り過ぎると艶がなくなってしまう。均等の力で!力にばらつきがあると、表面に凸凹の傷ができてしまう。磨く音を聞きながら、磨かれるときの熱を感じながら!均一に均一に!

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脂肪燃焼スープ その2

2006年10月04日 18時00分06秒 | ダイエット

Cimg1740s 最近急に涼しくなり、我が家の猫、シャラが布団に入り込んでも暖かく気持ちの良い季節になってきた。

本当はシャラの写真ではなく、私の減量した写真を載せるつもりでいたのだが、今回は我慢した。脂肪燃焼スープの効果はバッチリでこの1週間で5.5キロ減った。ベルトの穴も3ッつも小さくなった。これに気を良くした私は頑張ってもう1週間やってみようと決意した。5.5キロ痩せたといっても今年の春に戻ったというだけで、出張で夜遅くの飲み食いで弛み切った部分が戻ったということだ。次回報告するときはきっと自分でもびっくりするような写真が載せれるものと来週の火曜日が早くも待ち遠しい!ムフフ。

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作業工程 その1 菊割り

2006年10月03日 05時38分23秒 | 竹細工作業工程

Sany0055 私たちが最初にする作業は竹割である。丸い竹を均等に割る作業である。竹割り包丁で少しずつ割っていくこともするのだが、このように菊割りを使って一遍に割ってしまったほうが効率的だ。この道具を上から見ると菊の花の形をしていることから菊割と言われている。私のところでは4分割から、13分割まで沢山の菊割りが壁に吊り下げられている。
どうも、一般の人から見るとこの風景が面白いらしい。

竹を割ることはバランスなんですよね。一般の人に竹を割らせるとたいてい最後までたどり着けないで、途中でどちらかに削げていってしまう。右と左のバランスが保てないからだ。竹割り3年て教わりました。私も竹を始めた頃、先輩から「まっすぐ割るには3年掛かるんだ」と。

竹工房オンセSany0061s

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子供の成長

2006年10月02日 20時46分00秒 | 家族

10_009s 最近の次男坊の成長には目を見張るものがある。「男子三日あれば一喝して見よ」まさにこれである。ついこないだまで、甘えん坊のコロンコロンした体型の子供だと思っていたが、この頃どんどん成長しているのが判る。肉体的にも精神的にも!

只今、中学進学に向けて受験勉強中、(私の住んでいる場所は 大変な僻地なので結局大分市内にある私立中学の全寮制の学校に行くことにしているため)。体の成長につれて本人も自信が出てきたのだろう。今日も学校から帰10_008sってから、「走る」と言い出し、私も付き合わされた。家から一番近いバス停まで(往復5キロ、標高差200メートル)まだまだ、子供だからと思っていたら付いていけないのだ。子供の成長に嬉しいのやら、自分の体力の衰えに情けないのやら、両方入り混じった不思議な気持ちだ。でもやっぱり嬉しい。

最近よく次男坊と五目並べをする。これも先日までは2目置かせたり、(囲碁ではなく、五目並べで)、ひどいときは3目置かせたりと全然相手にならなかったのが 先日は白黒が逆転してしまった。この1週間で急に強くなったのだ。只今、私も頑張って白を持つのをキープしているが何時まで持つか判らない?でも、こんな子供の成長が嬉しんだよね。

竹工房オンセ

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