高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

テキサス ステーキ

2009年09月14日 07時49分15秒 | 出張

いよいよ、本日で長期出張も最終日、明日は我が家に帰ることが出来る。「あ~、長かった!」。疲れも、溜まりに溜まって、休憩に行く度に、社員食堂で眠ってしまう。この、眠ってしまうのは、全然お客様が来ない?反応してくれない?からか。

昨日は、営業が終わってから、隣の西山君とステーキハウスへ。先月、この立川伊勢丹に職人展で来ていた大川さんのブログで、「立川に来たら必ず行く店がある」と云う記事を見つけていたのだ。

伊勢丹を8時15分に出て、ステーキハウスに行く前に、駅前のビッグカメラによって、デジタル一眼カメラを見てみる。ホームページ用の写真を撮るのにデジイチを買おうか?思案中である。候補としては、ニコンのD5000か?キャノンのキッズX3?。誰か、カメラに詳しい人が居たらアドバイス下さい!

Cimg0405 ステーキハウスについて、注文したのは、生ビールと400gのハンバーグステーキである。売り上げが悪いからビーフステーキでは無く、ハンバーグにした訳では無い!大体、お肉屋さんのハンバーグは飛び切り美味しい物が多いのだ。

西山君は一回り小さい300gのハンバーグを注文。店内のメミューには、600gのハンバーグとか、1kgのステーキとか、まだまだ、凄いのがある。しかし、ダイエット中の私としては400gにしておいた。
(何処がダイエットじゃ!)

鉄板一杯に載せられてきたハンバーグステーキ。真っ黒なデミソースが掛かったのが出てきた。
Cimg0410
口に頬張ると、しっかりとした肉感だ。これはビーフハンバーグだな!豚肉を沢山入れると、もっと軟らかく、甘さが出てくる。しかし、この口当たりはビーフ100%ではないかな?

400gといっても、ハンバーグにすると、そんなに量は感じない。これがビーフステーキだとちょっと重たい感じになるものだ。

これに、ライスとデザートのアイスクリーム・アメリカンコーヒーが付き、1600円。満足満足。

今回の立川伊勢丹での催事は、売り上げ的には最低であったが、その代わりに「イーグル貴」の西山君と知り合った事が大きな財産に為った。1週間お付き合い下さりありがとうございました。

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忘却の彼方に!

2009年09月13日 06時31分43秒 | 出張

7~8年前に1度だけ、立川伊勢丹に来ているはずなんだが、まったく、思い出すことが出来ない。店内を見ても、社員食堂を見ても、バックヤードを見ても……。2001年に伊勢丹は、現在のビックカメラのある所から、現在の所に新しく引っ越している。ひょっとしたら、古い伊勢丹の時だったのだろうか?それすらも覚えていない!

前回も、散々な成績で、1回で出るのを止めてしまった。どういう訳か?立川とは愛称が悪いのだ。ここのお客様の特徴は反応が鈍い・と云うか?無いのだ。「いらっしゃいませ」と声を掛けても、1・2分、うんともすんとも言わず、すーと去っていく。無表情なのか?シャイなのか?反応が無い!

会場全体は、沢山のお客様が入って、前年対比110%と大変好調だ。特に家具などの大物が毎日売れている。しかし、その中で、鳴かず飛ばずなのは、私の所と、隣の西山君の所だけだ。

立川のお客さんとは相性が悪いのだろうか?私の作品と、物産展にやってくるお客さんと合わないのだろうか?といろんな事を考える。 今までの4日間でバッグの説明をした人は二人くらいである。まったく、見向きもしてくれないのだ。新宿・広島・相模原と順調に売り上げて来たのだが、最後の立川で大滑りである。 
ガックリ! 

しかし、まだ今日と明日の二日間残している。何時どんなお客様が見てくれるか?判らない。かすかな期待をして諦めずに頑張ろう。

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宮崎の竹炭屋

2009年09月12日 05時57分05秒 | 職人仲間

今回の向かいのブースは宮崎の竹炭屋さんだ。この業者は私どもより後から、こういったデパート催事に出店する様になった比較的新しい会社だが、あっと云う間に全国のデパートに精力的に出店する様になった。

Cimg0397 宮崎県の山奥で、獣しか住めない様な山奥を切り開き、竹炭の工場を作った。そんな山奥に若者が沢山働く工場がある。会社でなく、農業生産法人として、(この会社で無い、と云う遣り方にも大変なノウハウがあるのだが!)

出店し始めの頃は「竹炭の石鹸」をメインに炭そのものや、高額品として竹炭の枕やマットを販売していた。ところが、今見てみると、従来からの商品はお店の半分程になり、新しく炭を使った化粧品だったり、ダイエット粒や竹炭うどんなど、何でもある。

Cimg0398 一時、化粧品を売るために、ホテルのベルボーイの様なチョッキ姿で販売させたり、(あまり、似合わないので、半年くらいでポシャッたが!)売るためにはありとあらゆる努力をするのは宮崎の県民性なのか?逞しい業者が多い!

私たち伝統工芸品とは違うので、どんどん進化して変わって行く、それが良いのか?悪いのか?一概には言えないが、同じ商品が未来永劫売れ続ける事など無いのだから、私たちも見習わなければ為らないな。

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西山徳右ヱ門窯

2009年09月11日 05時35分25秒 | 職人仲間

今回私の隣のブースは佐賀県有田町の「西山徳右ヱ門窯」の西山君である。私の親友「福ちゃん」の後輩に当たる。

Cimg0403 黒天目の器が一番の特徴である。独自の調合による釉薬が窯の中で溶けて泡立ち、泡立ち具合が何とも言えない表情を醸し出す。この泡立ち加減を調節するのが、窯元の腕の見せ所である。時には、意に反して醜い模様が出たり、反対に天からの授かり物のような美しい模様を作り出す。

Cimg0404 西山君の一番の特徴は、ユダヤ人のような大きな尖った鼻だ。「イーグル貴」と陰では呼ばれている。宴会の裏芸で、鼻の穴に500円玉を入れることが出来る。
「500円玉を蓋のように入れるのか?」と思ったのだが、さすがにそれは出来なくて、500円玉を立てて入れるのだ。それでも凄い!

500円玉2枚は相当訓練しているが、まだ入らない。今の所、500円玉1枚と100円玉2枚が限界だと言っている。「700円の男」である。
彼が「1000円の男」になった時、彼の人生は新しいページを開いていくのだろう!

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遠方より、友来る!

2009年09月10日 07時38分32秒 | 友人

朝から大変な賑わいの立川伊勢丹での「大九州展」。開店早々、お目当ての食品を目指して、次から次へとお客様が押し寄せてくる。
Cimg0391 久しぶりに見る「勢いのある売り場」である。10年前の物産展や職人展はこんな感じだったのに……。

お客様の勢いは16時くらいまで衰える事はなくザワ付いている。私たち工芸はどうか?と云うと、あまり来客数は関係なく、かえって食品目当てでバタバタしている時はあまり良くないのだ。

夕方、5時過ぎに突然現れた二人のお客さん。「???」
「高江さん、私です。山崎です!」
「???」一応、お客様と思い、作り笑いをするが内心は
「誰だったのかな~?判んないよー?」
名刺を貰って、熊本県に住むミクシィ仲間の山ちゃんだ!
「あっと驚く、タメゴロー」だ!

Cimg0394 山ちゃんは熊本県で竹箸を作っている業者さん。同じ竹業界と云う事で何時の間にかミクシィ仲間になっていた。ネットを通して随分親しくして貰っている人だが、会うのは今日が始めてである。

もう一人の方も、鹿児島で竹製品を作っている同業者の脇田さん。彼の製品もウチでは扱っている、もちろん彼とも初対面である。
「竹の会」に参加する為に東京に来ていたそうだ。私のホームページで、丁度私が立川伊勢丹に来ていることを知り、わざわざ訪ねて来てくれたのだ。

まさか、「熊本のまだ見ぬ友に立川でお目に掛かれるとは!」不思議な縁である。小一時間ほどお話をした後、「今度は是非、京都の御茶屋さんに連れて行って!」とお願いして別れた。
(彼はよくミクシィで京都の舞妓さん遊びの事を書いていて、何時も私はうらやましく思っていたのだ)

「あー。遠方より、友来る!」

by 竹工房オンセ

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スーパーホテル

2009年09月09日 09時05分21秒 | もんく

立川伊勢丹での「大九州展」の準備日、朝起きて、今日はゆっくり出来ると、朝歩きを2時間もしてしまった。ホテルに11時半まで、パソコンをいじっていた。
ちょっと歩きすぎで、足が痛い!

小田急線で、相模原から町田まで、JR横浜線に乗り換えて八王子まで、八王子から立川へはJR中央線で10分ほどである。

Cimg0386 立川駅に降り立つと、随分と大きな駅である。相模原より倍以上大きく、人の行き来も大変なものだ。直ぐに伊勢丹立川店に入り、飾りつけ。相模原からの荷物を段取り良く片付けていたので、今度は飾り付けるのが随分楽であった。

4時過ぎには、すっかり飾りつけも終わり、今回の宿泊先である「スーパーホテル立川北口店」にチェックイン。

このホテルも「東横インチェーン」と同じように、全国展開のビジネスホテルである。値段を安くするために、独特のシステムを組んでいる。値段は1泊6480円、7泊以上宿泊すると、現金払いのお客様に限り、1割のキャッシュバック。午前10時から15時までは、ホテルは閉鎖され、出入りできない。

部屋に電話も置いてなく、極力、フロントの仕事を減らし人件費を抑えているのだ。

私は1時に荷物だけ預かって貰うため、事前にホテルに電話してやってきた。すると、如何にも、「こんな時間に来やがって!」と云う感じが滲み出た顔をして出てきた。こんな態度は同じ接客業をしている人間から見ると、「どんなにスーパーホテルの印象を悪くしているのだろうか?」と情けなくなる。

「他人の振り見て、我が振り直せ!」ですな。

さてさて、今日から立川伊勢丹の初日、良い出会いがあります様に!

by 竹工房オンセ

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相模原伊勢丹 最終日

2009年09月08日 07時15分29秒 | 出張

台風の影響で曇り空からスタートした相模原伊勢丹での「大九州展」。早いもので、もう1週間が終わってしまった。最終日はデパートの棚卸しの関係で、16時閉場。

Cimg0378 朝方、何時もの散歩、
相模原はとても素敵な遊歩道が延々と続いているのだ。郊外の憩いの森まで往復すると良い運動になる。
Cimg0379 駅前まで戻ってくると、大規模開発の真っ最中、駅の南地区一帯が、再開発されている。3年後には此処に、高層ビルが2棟建っているようだ。

1時間半あまり、ぐっしょりと汗をかき、部屋でシャワーを浴びる。その後、ホテルの荷物を片付けて、スーツケースを転がしながらデパートに出勤。

16時閉場なので、「早いうちに昼食を取っておこう」と、考えて居ると、下駄屋のヒロ君が「高江さん、今日はとんこつラーメンをタダで食べさせてくれるそうなので、一緒に行きましょうよ」と誘われた。
今回の九州展では、思った以上に客足が伸びなかったので、生麺などは持ち帰ることが出来ず、とんこつスープも勿体無いので、同じ九州展に出店している業者にタダで食べさせてくれたみたいである。

ラーメンは細麺で濃くのあるとんこつスープは美味しい!しかし、タダで食べているのは如何にも心苦しい。なんとなく肩身が狭いのだ。たかが、何百円。ちゃんとお金を払って気分良く食べたほうが良かったな!

昼食後、「今日は時間も少ないし、あまり商売にならないかな?」と思っていると、何が何が、初日に見ていた方が「やっぱり頭から離れなくて!」と戻ってきて、高額な「手箱」をお買い求め頂いた。常連さんも来て下さり、「乱れ籠、買い物籠、ピクニック籠」と3点も纏め買いをしてくださった。
他にも、バッグが数点売れ、最終日が一番売り上げが上がってしまった。ありがとうございました。

結局、1週間を終えてみると、例年と変わらない様な結果になって来た。今回も、多くの「名入れ箸」のファンも作れたし、ファンの方々にもお会いすることが出来ました。

ありがとうございました。

by 竹工房オンセ

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2000本安打

2009年09月07日 08時04分28秒 | 出張

テレビのニュースでイチローが「大リーグ通産安打2000本を達成!」と報じている。素晴らしい記録である。彼のように1本1本積み重ねて、この大記録を達成することが
どんなに大変で、弛まない努力の賜物であろう。

我々の仕事も、一足飛びに成功する事などは無く、毎日毎日の積み重ねである。今日の結果は、いままでの積み重ねたものの表れであり、明日の答えは、今現在何をするか?に掛かっている。

相模原伊勢丹の方は、土・日とバッグのリピーターやお箸のリピーターが来て下さり、二日とも結構な結果になりました。高額なバッグが売れた時は、確かに売り上げは上がるのだが、やはり、イチローの様にコツコツとお手ごろなバッグが数沢山売れた時の方が、精神的にも、経営的にも安定感がある。

昨日、忙しい接客の合間を縫いながら、先日注文を頂いた結婚式の引き出物として「名入れ箸」を50膳、結婚式の出席者分、名前を彫った。さすがに50膳彫ると、手が疲れる。名前を彫るのは、高速で回転しているドリルで彫っていくため、ちょっと力を抜くと、ドリルの回転に引っ張り込まれて行く為、絶えず、力が入っているのだ。

さて、今日で相模原伊勢丹も最終日、今回の長い長期出張も、あと一つ立川伊勢丹だけになった。もう一奮張りだな。

by 竹工房オンセ

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小田急センチュリーホテル

2009年09月06日 05時29分54秒 | 出張

全国をうろうろしていると、いろんなホテルに泊まる。一番多いのが「東横イン」チェーンだ。これは何処のデパートに行っても、たいていこのホテルが近くにある、全国一律のサービスと設備であるので、「外れが無い!」と云う点で利用している。ホテルのコンビニ化かな。

Cimg0375 今回、宿泊している「小田急センチュリーホテル」は設備と云い、サービスと云い、ピカイチだ。ビジネスホテルより、一クラス、二クラス上の高級感がある。(シティホテルだから当然だが) 部屋も広く、特にお風呂はゆっくり横になれて、広々としている。冷蔵庫も大きな物が据え付けられている。何より凄いのが、空調だ。高級ホテルでしか味わえない、まったく空調の音がしないのだ。各部屋に空調のリモコンは置いてあるので、それぞれの部屋用のエアコンなのだろうが、まったく音がしない。

各フロアーには、無料の氷のディスペンサーが設置されており、当然、ネット接続は無料である。
Cimg0368 今回も12階からの眺めは素晴らしく、申し分ない。これで、伊勢丹からの紹介で、6000円台で宿泊できるのはありがたいことである。

今年から、伊勢丹は営業時間の短縮で、19時閉店になった。これは働くものには大変優しい制度である。閉店後、食事を取り、お風呂に入ってゆっくりした時間が持てる。これが、21時閉店となると、気分的にいそいそと追い込まれて行くのだ。たった2時間の違いであるが、精神的には4時間くらい違う感覚である。

早めになった閉店時間と、高級ホテルでゆっくりとした時間を持つ。今回はちょっとリッチな気分だ。

by 竹工房オンセ

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相模原伊勢丹 3

2009年09月05日 06時09分11秒 | 出張

2日目・3日目と実に静かな時間が続く。自分の所が暇なのか?と言えば、そうじゃなく、会場全体が全然お客様が入ってこない。何処が悪いのだろうか?

昨日は相模原在住のアンドレさんとお食事。相模原伊勢丹の裏手に外務省の語学研修所がある、そこでフランス語の教師をしているアンドレさん。今から、10年ほど前、パリでグループ展をしたときに、大変お世話になった方だ。

日本人以上に日本人の良さや心配りが出来る方だ。

Cimg0149 そのとき以来、毎年、私が相模原に来た時に一度は食事をご一緒させていただく。先日は、夏休みに九州まで来ていた時、我が家にも寄ってくれた。何時も、マスコットの「クマドン」を車に乗せている。

アンドレさんは、「世界経済は、まだまだ深刻になる、ヨーロッパがこれから大変だ」と仰る。「日本はいざとなると、纏まり強さを発揮する。」と、でも「行き着く所まで、行かないとなかなか遣らないのも日本人だ」とも。

「なるほど、そうだな?」

私も頑張らねば!

by 竹工房オンセ

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焼肉好きの翻訳家  2

2009年09月04日 08時43分26秒 | 出張

30年来の友人、「焼肉好きの翻訳家」と言われる鈴木がやって来た。

相模原の催事案内の葉書を出していたのだが、住所が見当たらないと戻ってきた。
本人に電話して確認してみると
私 「葉書が戻って来たけれど、引っ越した?」
S  「いや、引っ越していませんよ」
私 「おかしいなー、昨年と同じ住所で出したのに戻って来たよ!」
S  「そんなはず無いんだけどなー」
私 「お前、リストラにあって、ホームレスにでもなったのか?と思ったよ」
S  「ホームレスにはなっていないけど、リストラにあって9月1日から毎日が日曜日」
私 「えっ!」  絶句である。

冗談半分でリストラ……と言ったのに、マジでそんな事になっているなんて!

あった時には、励ましてあげようと思っていたのだが、昨日、相変わらず肥え太ったお腹をした鈴木が遣って来た。意に反して、元気である。近くの居酒屋で話を聞いてみると、会社を辞めさせられるまでに、本人も、こんな会社に愛想を尽かし、気持ちの整理をしていた。新しい仕事の目処も付いているようだ。

以前から感じていたのだが、これほどエネルギッシュでキャラの濃い男が、サラリーマンで居ること自体が勿体無い気がしていたのだ。新しい門出に乾杯だ。

居酒屋で飲み食いした後、鈴木がもう一軒行きましょう。
「デザートはホルモンでしょ!」と、   何と元気の良いことか?
Cimg0367
こいつは、肉さえ食べていれば幸せなのだ。彼の携帯電話の画像には、驚くことにお肉の写真ばかりだ。

「この霜降り肉は、何処何処の焼肉や」
「これは京都の猪肉」
「これは、近くの焼肉屋のカルビ」などなど、アンビリーバブル!

何にしても、元気で何より、何よりである。

by 竹工房オンセ

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相模原伊勢丹 2

2009年09月03日 06時48分24秒 | 出張

小雨が降る中での初日でした。今年は何時もの展示方法を少し変えてみました。何時もだと、展示している作品以外にも、売り場に在庫を置いておきたくて、下の部分に在庫が入る展示台をお願いするのだが、今回は、上から下まで、全部に高級感を持たせる什器でお願いした。その分、展示品以外の品物を見ていただくときは、わざわざ倉庫まで取りに行かなくては為らないが!

Cimg0355 どうですか?なかなか良い感じでしょ?

今年の相模原伊勢丹での大九州展は2週間にわたって開催されている。1週目は勢いがあるのだが、2週目になると、お客様も少し慣れてしまうのか?来客数がぐっと減る。

そんな中、私の所には、常連さんが沢山、顔を出して下さる。
「何時も、5月だったから、今年はもう来ないか?と思っていたのよ。」と、皆さんに怒られながら、「良く来たわね!」と喜んで頂いた。ありがたいことである。

まずまず、順調な滑り出しである。9月7日まで相模原に居ますので、皆さん顔を出して下さい。

by 竹工房オンセ

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相模原 伊勢丹

2009年09月02日 06時12分42秒 | 出張

Cimg0353 小田急線、相模大野の駅を降りると目の前にドーンと伊勢丹が見える。昔の城下町を連想させる。駅から伊勢丹まではアーケードで繋がり、まるで、伊勢丹専用の駅の様に思える。

この相模原伊勢丹にも、10年ほど出店しているが、例年は5月の職人展に出店している。2階の「ギャラリースクウェアー」と云うオープンスペースで展開するのだが、このスペースは、他のデパートと違い、市民の通路として開店時間以外も一般市民が通行している場所である。朝7時から夜11時までオープンになっている。

その、5月の職人展は相模原店独自の催事で、他の伊勢丹では開催されていなかった。20社足らずの小規模の職人展であったが、1週間で4000万円も売れる様な名物催事でもあった。坪売り上げで言ったら、伊勢丹本店よりも、日本橋三越よりも良く売れる催事であった。

残念ながら、デパートの機構改革で、支店独自の催事は無くなってしまい、もったいないことをしている。今年は、出店時期も催事内容も違う、「大九州展」での出店なのでどんな結果になるのやら?少し心配である。

まぁ、与えられた条件の中で頑張るしかない!

by 竹工房オンセ

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赤かぶ と せんじ肉

2009年09月01日 04時07分40秒 | 出張

広島から京都までの移動する新幹線の中で、缶ビールを買いこみ、摘みにお客さんから頂いた「広島名物 せんじ肉」を食べてみた。

「せんじ肉」とは、豚肉の胃袋を揚げた物の様だ。頬張ってみると、硬い!実に硬い!噛んでいる内に、少しずつ柔らかくなり、飲みこめるようになる。しゃぶる!と云う感じかな?食べ続けていると、歯茎が浮いてくるくらいだ!でも、旨い。

ちょっと、火で炙ってやると少しは柔らかくなった。スルメの硬いヤツ!という感じである。おもしろい記事を見つけたので

http://chinmi.seesaa.net/article/18536447.html

「焼肉いちなん」では、恵文さんがとび切りのお肉を出してくれた。これも、ホルモンであった。

「赤カブ」 牛の胃袋だ。牛には4つ胃袋があるのだが、1番目が「ミノ」である。ちょっとコリコリした焼肉の定番メニューの一つである。2番目が「蜂の巣」と呼ばれる部位である。これはあまり美味しくない。3番目が「センマイ」である。ヒダがたくさんついた物で、「生センマイ」といって、刺身で食べたりする。そして、4番目の胃袋がこの「赤センマイ」。最後の胃袋なので、もう腸に近い所にあり、見た目はホルモンと変わらない。

「カブ」というのは、業界用語で「厚い所」という意味らしい。この4番目の胃袋、赤センマイの厚い所が「赤カブ」である。1頭の牛から500gくらいしか取れない希少部位である。

塩焼して食べるのだが、これが「旨い。本当に旨い!」

004 この美味しそうなこと!

食文化も大いに変わり、昔、こんなホルモン系のお肉を塩で食べるなんて考えられなかった。ホルモン系の内臓類は、「臭みがある」ということで、ほとんど味噌タレで、臭みをごまかして味付けしたものだ。

しかし、今は新鮮なお肉も手に入るようになり、又、ホルモンを食べることに、一般の人の感覚も変わってきたのだ。

「せんじ肉」にしても、「赤カブ」にしても、昔は捨てられていた所だ。

こんな美味しい所を捨てていたなんて、勿体ない事をしていたんだな!

by 竹工房オンセ

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