正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

クロスCとアンティーク掛時計とボンボン時計を修理

2008年08月16日 | 時計修理
お盆休みもあと少しです。
堺市役所前の広場では今日盆踊りがあります。先日も違う団体が盆踊りを企画していたみたいですが・・・。
子供も来ているので夕方少しのぞいてみようと思っています。
天気がちょと心配です。


私は明日からお休みを頂戴します。なので残っている修理をある程度仕上げました。
昨日はシチズンクロスCのクオーツと掛時計2個です。

K様からのお預かりです。5431キャリバー止まりでお預かりしました。
  
6年前くらいに購入されたそうです。
分解掃除で順調に動いています。

 次は4,5年くらい前に修理した時計です。H様からのお預かりです。違う置き時計の修理がありご自宅まで取りにうかがった時に以前修理した時計の時間調整と点検を依頼されました。機械自体は問題なくホゾ穴も綺麗でした。この前も同じ時計を修理したのですが、この年代に時計を同じ時期にお店に置いて修理できるなんてちょっとうれしく思いました。

ガンギ車とアンクルのかみ合わせの調整と現在時間調整中です。

 次はK様からのお預かりです。アイチのボンボン時計30日巻です。
掛けていたところから落とされたみたいで3番車の心棒が曲がっていました。かなりの衝撃だったのだと思います。
交換する部品を探したのですが微妙にカナの大きさが違ったので夜な夜なやっとこで形の修正をしました。
ほんと微妙な修正でいい汗をかかせてもらいました。
  
1枚目の写真の中心の針が付く心棒が右に曲がっているのが良く分かると思います。
2枚目の写真はゼンマイの巻き加減のインジケーターが付いているタイプです。
ゼンマイを一杯巻いた時の位置を写真に残しておこうと思います。

今は覚えているのですが、最初のころは結構苦労しました。
2点とも今朝時間結構合っていました。

 修理した掛時計ですが、動いてくれるとうれしいものです。また腕時計を違った充実感があります。(その分たいへんですが)

今日もお仕事がんばります。