正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

MT920の説明と修理いろいろ

2008年11月08日 | 時計修理
昨日は久しぶりにお休みを頂戴し、家族サービスして来ました。
神戸の北にある(ほぼ三田)ビール工場の見学しに行ってきました。
美味しいビールが飲めるとかで…。
出来立てのビールはやっぱり美味しかったです。
ホップも生で初めて見てきました。

試飲会場からビオトープを眺めての写真です。
少し紅葉していました。


電車の人は駅までこのバスが迎えに来てくれるそうです。
そこでお昼と思ったのですが、ビールでおなかが一杯になり次の予定の三田ロールのケーキ屋さんへ
以前から気になっており機会があれば行ってみたいと思っていました。
お店を探しながら行ってみるとなんと長蛇の列が
 待つこと40分実家へのお土産も購入しました。
土日には1時間から2時間待つこともあるそうです。
すごい商売です。
何事も勉強ですね。

 最後は三田のアウトレットによって子供のジャージを購入。

子供たちが帰ってくるj間になったので急いで帰宅。
あっという間の一日でした。

 以前からお問い合わせの多いMT920のキャパシタ充電用の電池の紹介です
一応3種類紹介します。

 



それぞれ足の出方が違います。
同じ番号でも種類がありますのでご注意ください。

 それではおとついの修理です。
Y様からのお預かりのLANCETTIクオーツです。
消費電流が4.66マイクロAでした。分解掃除が必要で他の部品は大丈夫でした。

C7511キャリバーでオリエントの時計です。

 次はラドークオーツ以前に電池の液漏れがあった模様で白い粉がたくさん付着していました。
K様からのお預かりです。エタ956431キャリバーです。

分解掃除と回路を綺麗にしました。(特に接点部分)
完了で、ケースバンドも綺麗に仕上げました。

 最後はドルチェキャリバー8J41です。
部品の供給の無い機械です、コイルを切っているのが原因の止まりです。
何箇所も切れています。専用の接着剤で引っ付けました。
抵抗も数値内で安定します。メーカーの修理にはならなくてすみそうです。
O様からのお預かりです。
    
これでOKと組み上げて数値を図るとオーバーの表示が出ました。

 原因を探って、コイルの接着剤とコイルの上の受けが接触しての不良だと判断。
コイルを薄いビニールで覆って当たらなくして図りなおすとOKでした。

 
今日は冷たい雨が降っています。修理の日になりそうです。がんばります