正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

クイーンセイコーとドルチェ、ロレックスのゼンマイ交換をしました

2010年11月12日 | 時計修理
昨日は閉店後に天王寺で時計の勉強会があるとのことで途中からでしたが参加させていただきました。
久しぶりの天王寺で夜でも活気がありいい刺激になりました。
勉強会はマスターという置き時計の修理方法でした。
針のセットの仕方など勉強させていただきました。有難うございました。

 その後お好み焼きを食べてお店に戻って修理になりました。昨日はおとといと違い根性は行っていたので順調に修理が出来ました。

最初はクイーンセイコーです。婦人物の手巻きの時計です。H様からのお預かりでした。
2519キャリバーで穴石には受け石が付いている箇所が多く高級な機械だったことがわかります。
2番車のホゾは汚れで盛り上がっていたので綺麗に洗浄して組み上げました。
おばあちゃんからの頂き物だそうです。
いい時計なので大切にお使い下さい。



次はB様からのお預かりのロレックスです。
手巻きの時計で先日修理した6694 キャリバー1225と同じ機械でした。
少し前に分解掃除をさせていただき順調だったのですが、内端から少し外側でゼンマイが切れてしまっていました。
香箱を出して交換しタイミングの調整をして出来上がりました。
あとケースに少し傷があるということで少しケース磨きもしました。




最後はセイコードルチェ。8J41 キャリバーの時計です。磁気入りが原因でした。
Y様からのお預かりです。電池の持ちが悪くなったとのことでお預かりいたしました。
分解掃除をして磁気抜きをして完了です。
いつしてもこの機械は組むのが難しいです。
この機種の婦人用の4J41 という機械はもっと組みにくいと思います。



 スタートが遅かったので気が付いたらもう朝に近い時間でした。

あわてて帰る私宅をして実家に帰りました。

今日も残って修理です。気合十分なので頑張ります。