正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

クリスチャンディオール、サンローラン、ダンヒル、エクセリーヌを修理

2010年11月13日 | 時計修理
昨日はクオーツを集中的に修理しました。故意にではなく順番に修理していくとこうなりました。
それもブランドの時計ばかりでした。

まず最初はクリスチャンディオールのクオーツ婦人用です。
O様からのお預かりです。機械はETA社の980003 2針の時計です。
分解掃除ご0.57μAで0.60μA以下ならOKなので針をつけてケーシングしました。



次はイヴサンローランのクオーツ時計です。
N様からのおあずかり。機械は4630キャリバーの機械が入っていました。油切れが原因でした。
分解掃除とケースバンドの洗浄をしました。
順調に動いてくれています。




ダンヒルの婦人用のクオーツ時計です。この機械は最初のディオールの機械とよく似ていました。
2針か3針の違いです。
980 103が入っていました。
受けに汚れが目立ちました。
分解掃除をしてケースバンドの洗浄もしました。
S様からのお預かりです。



最後はセイコーエクセリーヌ O様からのお預かりです。
キャリバー1221で、回路の一部が黒く焼けたみたいになっていました。
回路留めネジも1個破損していました。
分解掃除、ケースバンドの洗浄と回路交換です。
昔の機械ですがしっかりと作っているいい機械だと思います。


今日は夜に用事があり、営業時間中に出来るだけ修理して帰る予定です。
時間がうまく使えればですが、年末のDM作りもありちょっと難しいかも?


 今日も一日頑張りましょう