正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

フォルティスの自動巻きです。

2014年10月05日 | フォルティス
フォルティスの自動巻きの修理です。
湿気が入っての不具合で、少し前にメーカーで竜頭、チューブを交換、防水テストしてもらったのですが・・・。






メーカーで
防水試験をしたところ問題ないということでした。
「??」
200M防水の時計でお店の3気圧の試験機でOK
「??」

通常200M防水の時計で3気圧の試験機にかけてもNGが出ることが多くあります。
3気圧くらいの圧力ではケースにゆがみができないからだと思います。

どうしてOKが出たのか不思議です。

とりあえず機械の中の湿気をとるために分解、洗浄をしてタイミング調整。

ケーシング後友人に200Mの防水が効いているが調べてもらおうと思います。

弱い頭ではあまり理解ができない修理でした。


次はセンチュリーの電池交換です。
竜頭部分から湿気が入って巻き芯が錆、ケースが盛り上がっていました。





石のケースでちょっと危険な状態でした。
竜頭で時間合わせ出来ないため、止まっている時間で電池を入れました。
ケース修理になるとものすごい金額かかるんでしょうね。