ブルガリ自動巻きクロノとタグホイヤー自動巻きクロノを分解掃除しました

昨日は日中天気良かったのですが、夕方から雨。
夜は結構な量の雨になっていました。

修理残業で残っていたのですが、点検のため夜の12時から停電になるとのことだったので途中で切り上げ「FAKE」に
ガシバル以来だったのでちょっとマスターと話をして帰りました。

昨日はクロノグラフの修理を2点。











はじめはブルガリの自動巻きです。A様からのお預かりです。
2892A-2の合体式の機械でした。
全体的に油が切れている状態でした。
夜光の塗り替えも依頼されました。
分解掃除は機械部分、クロノ部分両方とも順調に終了してしばらく機械のままで様子を見て問題なければ合体させてまた様子を見てケーシングする予定です。

次はタグホイヤーの分解掃除です。
M様からのお預かりです。





こちらもクロノグラフの機構がついているモデルです。
何かショックがあったのか中心が少しずれていました。


機械はETA社の7750
こちらは少し機械部分に汚れが見られました。










自動巻きのクラッチ車の油が完全になくなっている状態でした。
7750の機械でよく不具合のある個所でホゾが折れた修理品を見ることがあります。
分解掃除をしたタイミング調整。
こちらも少し様子を見てからケーシングする予定です。

今日は昨日出来なかったオメガスピードマスターの分解掃除を予定しています。