正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

昔のアルバ クオーツ時計を修理です

2017年07月25日 | 時計修理
昨日はSeikoのアルバの時計を修理しました。

昔のアルバで機械はしっかりと作られている機械が入っていました。

K様からのお預かりです。

時々止まる状態で分解掃除が必要でした。

あんまり見ない機械です。



巻き芯を抜く方法が機械上部の金属カバーを外してその下にあるオシドリを押さえている板を抜くと巻き芯が外れます。




規制レバーの位置も確認してから分解していきました。



輪列受けを外すとこんな感じで歯車が噛んでいました。

巻き芯が入るパイプもチェックです。




歯車一枚だけプラスチックですが他は金属の歯車が使われていました。

金属の歯につながるプラスチックの歯車のカナが傷んでいることがあるので慎重にチェックしました。



通常のオシドリ、カンヌキとのつながりと違う構造になっていました。

今日はロレックスの婦人物を修理して帰る予定です。