正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

フレディリックコンスタントの自動巻きとセイコーキネティック腕時計を修理です

2019年04月02日 | セイコー
今日も寒いですがいい天気です。

雨よりもいいかなと思います。

昨日は分解掃除後順調に動いてくれている時計のケーシングから始めました。

一番神経を使う作業ですが裏蓋を閉めて出来上がったとき充実感があります。

分解掃除です



フレディリックコンスタントの自動巻のレトログラード式の秒針がついている時計です。

慎重に針を外して構造を確認。
結構凝った構造になっていました。



機械のベースは2892A-2















ゼンマイが巻けている状態で止まっていました。

各部品をチェック後洗浄し組み、調整までで決ました。



しばらく調整をしてから文字盤と針を付ける予定です。




セイコーです。

キネティック



アークチュラとう名前で出ていたモデルです。
私もこのデザインのダイバーウォッチを持っています。















裏蓋がなく上部のネジを外して機械を取り出すタイプです。

充電池が入っているのですが少し液が漏れている状態でした。

分解掃除、充電池の交換です。

機械の中にも粉が少し入っている状態でした。
(電池から出た液が固まった粉です)

洗浄後組み上げ昨日は帰りました。

今日チェックして文字盤と針を取り付ける予定です。

今日の修理残業では掛時計を予定しています。