正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

TISSOT昔の手巻き時計とグッチクオーツ、セクタークオーツクロノ、ロレックス紳士物を修理です

2019年06月11日 | ジュべニア

今日は朝太陽がまぶしいくらいでしたが10時前には曇ってきました。

昨日はティソの時計から修理始めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ワンピースケースのようでしたがどうやっても風防が取れず、大阪の凄腕修理士N氏に相談しました。

オメガのように専用の風防を外す工具が必要で持っているとの事。さすがです。

早速借りて風防を外し機械を取り出す時点で通常は竜頭がジョイント式になっていて竜頭を抜いてから機械を取り出すのですがどう見てもつながっている様子が見られませんでした。

これはオシドリを外してから竜頭を抜いて取り出すしかないと針と文字盤を外し何とか機械を取り出すことができました。

優しくない構造になっていました。

ゼンマイが切れていて部品屋さんに注文し機械を分解掃除しました。

ゼンマイが入ってきたら交換し調整する予定です。

 

次はグッチの時計です。

かなりのお水が入っての不具合です。早速分解掃除へ。

 

 

竜頭部分からお水が入ってしまっていたみたいです。

文字盤の一部が傷んでいました。

分解掃除をして検査をしていまランニングテスト中です。

 

T様からのお預かりのセクターのクオーツクロノです。

まったく動く状態ではなく機械の交換をしました。

歯車の枚数の多い機械で機械のダメージが多くひとつづつ部品を交換するよりもお安く修理できると判断しました。

カレンダーはオリジナルなので交換して文字盤と針を取り付けいまクロノ作動も含めてテスト中です。

 

最後はロレックスです。

紳士物のSSモデルです。

 

 

3135キャリバーの機械が入っていました。片振りの数値が高い状態でした。

分解して部品点検後洗浄です。

組んで調整までで決ました。

ケースブレスは洗浄済みです。

今日は残業しないで帰れれば帰る予定です。

頑張ります。