正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

セイコーロードマチックとオリス自動巻き時計、中国製の自動巻の時計を修理です

2020年12月01日 | セイコー

いい天気です。

大阪のころの感染者の数が多くなってきています。お店では換気扇を回すのはもちろんですが、扉を常に開放して換気、加湿器を入れて乾燥を防ぎ、空間ウイルス除去クレベリンLEDという機械を入れています。

お客様との間にアクリル板も入れて、できるだけの感染防止策を取っております。

 

昨日はシチズンジェットの続きからです。

自動巻きの錘のローターの周りが少し重く感じましたので再度点検から始めました。

ローターを超音波検査で再度洗浄をして組みました。

だいぶん軽くなってきたと思います。今はワインダーにかけて様子を見ています。

 

分解掃除はセイコーロードマチックです。

分解掃除でお預かりしました。

ガラスは今注文中で届き次第交換する予定です。

機械を分解して部品を点検です。

 

 

 

 

 

2番車の歯車に筒かながついているタイプで外して洗浄し注油です。

こはぜの先が折れてゼンマイが巻けず、折れたピンの先が輪列内部に入って引っかかっていました。

修正と部品交換もできています。

組んでタイミング調整までできました。

 

オリスの自動巻き時計です。

この機種でよく見かける不具合です。

角穴車の歯がかなりの枚数で曲がっていて部品交換と分解掃除です。

部品は在庫でなかったので注文し入荷次第組み上げ調整する予定です。

そのほかの部品に痛みはありませんでした。

 

 

 次は自動巻きの時計です。

ゼンマイ巻けている状態で止まっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

部品の入手の難しい時計で、部品交換が必要な場合は修理できない旨をご理解いただきお預かりしました。

分解して洗浄。

組み上げて昨日は帰りました。

今日調整をする予定です。