正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

poiray婦人物クオーツ時計とエベルクオーツ、アニエスベー、ロレックス紳士物を修理です

2020年12月27日 | ロレックス

年末の雰囲気が出てきました。

今日を入れて今年もあと5日。体調管理しっかりして乗り切ります。

 

昨日はPoiray婦人物のクオーツ時計から修理始めました。

 

 

 

 

ETA社の機械が入っていました。コイルと回路の接点部分に不具合があり回路交換分解掃除です。

プラスチックの歯車が多い機械ですので点検をしっかりとして洗浄後組み上げました。

文字盤側から機械を取り出す式のケースでした。

 

次はアニエスベーのクオーツ時計です。

セイコーの1N01の機械が入っていました。

 

 

開けてみると日の裏車のプラスチックのカナがつぶれている状態です。

部品交換よりも機械交換のほうが安心と思い、機械を交換して文字盤と針を取り付けました。

ショックがあったのか文字盤と機械のセンターがずれていました。その部分の修正も終わっています。

 

次はロレックスです。

1601モデルです。キャリバーは1570

文字盤に損傷がありました。

機械をまず分解掃除です。

油が少なく洗浄をして少し修正をし、組みました。

歩度の調整までできています。

しばらく様子を見てラケーシングする予定です。

 

最後はエベルの婦人物のクオーツ時計です。

日の裏車部分の油が少なくなっていたみたいです。

 

 

 

キャリバー66

カルティエに使われている機械と一緒です。

洗浄して順調です。