正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

キングクオーツ、ロレックス、シチズンクロノメーターを修理

2012年04月10日 | 時計修理
昨日はあったかい一日でした。
今日も良い天気であったかいです。

昨日は7時半ごろから姉がおでん弁当を作ってきてくれました。
頂いて修理開始です。

 はじめはセイコーのキングクオーツです。
電池交換の小さな裏ブタからお水が入ってかなりの場所が錆びていました。
部品の調達の難しい機種なので回路等の反応が無ければ修理が難しかったのですが、回路等の電子部品は大丈夫でした。
5856キャリバー
しっかりと作っている良い機械です。
分解掃除、錆取りをしてケースバンドの洗浄をしているので今日完全に乾いているのを確認してケーシングの予定です。



 次はロレックスの時計です。
GMT機能が付いている時計です。キャリバー3186
色々とロレックスの機械を触っているのですがこの機械は初めてでした。
どうしてこの歯車がいるのか、どうつながっているのか考えながらの分解でした。
分解掃除、タイミング調整です。
今日ケーシングの予定です。



 最後はシチズンのクロノメーターのハイビートです。
ケース仕上げ、ガラス交換、分解掃除です。
裏側(文字盤側)の構造は結構複雑でした。
良い機械です。
機械部分の修理は終わってあとケースが仕上がってくるのを待っています。



今日は閉店後すぐに帰ってゆっくりする予定です。

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2 コメント

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Unknown (正ちゃん)
2012-04-11 18:25:40
国産時計マニア様へ
コメントいただき有難うございます。
時計の修理はするのですが、その時計の背景は全然詳しくないのが恥ずかしいです。

私個人的にもこの時計の分解掃除は初めてです。
クロノマスターって時計と同じ機械ではなかったかと思います。(間違えていたらすいません)
しっかりと作られている良い機械だと思います。

まだまだ知らないことだらけです。
勉強してきますのでこれからもよろしくお願いいたします。

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Unknown (国産時計マニア)
2012-04-10 19:40:49
シチズンのクロノメーター(正確にはレオパールハイネススーパービート10)は、1970年に発売されたシチズンの傑作ですね!
グランドやキングは見ても最近はもうこの時計を見る事は無くなりました。
内部の画像は初めて見ました。
時計修理されてるといろんな過去の名品に出会えていいですね!
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