正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

オメガ婦人用の手巻、ロレックス婦人用、セイコー自動巻きを分解掃除しました。

2014年03月20日 | 時計修理
 昨日はオメがの婦人物から修理開始です。
先日修理させていただいた625キャリバーの時計です。





急いで修理して欲しいということで昨日早速修理はじめました。
巻き芯に毛ボコリが絡まっていて機械の中にも入ってしまっていてガンギ車のカナの部分に絡まっていました。
分解掃除をしてタイミング調整、文字盤と針を取りつけて実測で時間の調子見てみる予定です。

次はロレックスの婦人用です。
巻き芯が折れての不具合で分解掃除、巻き芯交換です。
2135キャリバーの時計で丸穴車付近の油が乾いた状態でした。






部品を点検して注油しながら組み上げ、ゼンマイを巻いた硬さを調べながら調整しました。
カレンダー部分を組んで自動巻き機構も取り付けてしばらく手巻重くならないかチェックして見ます。

最後はセイコーの紳士物自動巻き4L25キャリバーの時計です。
-40秒くらいの遅れがあり片振り状態でした。
分解掃除、タイミング調整です。










かなりややこしい歯車が一杯ある複雑な機械でした。
セイコーのこだわりなんでしょうね。

まだ機械のままで今日裏側から組む修理から始める予定です。

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