9月15日は、北海道遠征3日目。斜里岳に登りましたが、その前に清里町の登山口にある清岳荘について語らなくてはいけません。ここは管理人さんのいる素泊まり専用の山小屋です。駐車場は50台程度、炊事場、靴洗い場など欲しい設備が整っています。駐車料金、トイレ使用料もあくまで協力金の形で100円と良心的です。
そして昨日9月14日早朝の掲示板です。この日は夜半からオホーツク海高気圧が発達し、一時的に冬型の気圧配置となりました。僕も登るつもりでやってきましたが、管理人さんの説明でこの日の登山はやめにしました。尾根の気温が4度、風速は20mでそもそも歩けないことにくわえ、体感温度は氷点下10度近くにもなり、低体温症のリスクが極めて高いという事でした。ベテランには当たり前の話かもしれませんが、懇切丁寧な説明は初心者や初めて登る人にはとてもありがたいと思います。加えて、雨も相当降ったので、沢の増水でますます危険だった事でしょう。
そして昨日9月14日早朝の掲示板です。この日は夜半からオホーツク海高気圧が発達し、一時的に冬型の気圧配置となりました。僕も登るつもりでやってきましたが、管理人さんの説明でこの日の登山はやめにしました。尾根の気温が4度、風速は20mでそもそも歩けないことにくわえ、体感温度は氷点下10度近くにもなり、低体温症のリスクが極めて高いという事でした。ベテランには当たり前の話かもしれませんが、懇切丁寧な説明は初心者や初めて登る人にはとてもありがたいと思います。加えて、雨も相当降ったので、沢の増水でますます危険だった事でしょう。
そして翌15日、再チャレンジです。朝4時半の気温2度、車のフロントガラスが凍っていました。西日本はまだ厳しい残暑にもかかわらず、です。
そのかわり天気は最高、冬晴れの日のように空気が澄んでいます。
斜里岳は沢伝いの登りが素晴らしい。殆ど沢登り状態でおどろきました。大小の滝が連なり、マイナスイオンが満ち溢れています。本当はそんな余裕もなく、必死でよじ登っていたのですが。
巻道もありますが、滝の横を攀じ登る方が多いです。昨日は大変な事になっていたのでしょう。
夏山ガイドには、往復この沢を通るのが標準とされていましたが、無理、です。
源頭が近づき視界が開けてくるとあたりが明るくなり、登るスピードも上がります。
昔、春の雪渓で穴に落ちた先輩がいました。この沢の上だったんでしょうかね、下まで落ちたら大変でした。
滝は続くよ、どこまで続く?
これは山頂ではありません。
オホーツクの豊かな畑作地帯。馬鈴薯や甜菜が主要な作物。遠く網走の港、さらにサロマ湖まで見えます。
羅臼岳のさらに奥に硫黄山。
国後島のあの山の名前はなんでしょうか?立派な円錐形です。
摩周湖、屈斜路湖。
山頂に長居をして下りは尾根を辿る新道コースです。沢登りの旧道は、僕にはとても降りられません。すれ違った皆さんも、新道を帰ると言っていました。
竜神の池。水が湧き、ここから沢に流れ込みます。ものようなものがユラユラと、小さな竜のようです。水は青く、神秘的な感じで、少し遠回りですが是非立ち寄りたい場所です、
新道は一転して長閑な尾根歩きとなります。広大な斜里平野を眺めながら楽しく歩けます。
這松の道は綺麗に整備されています。どなたが手を入れてくれるのでしょうか?感謝!
素晴らしい天気に恵まれて、昔見た姿のイメージに違わない、素晴らしい登山でした。地元の青年も、何度も来たくなる山、というだけのことはあります。沢登り、滝、360度の眺望、オホーツクの全てが見える斜里岳にみなさんも是非来てください。
藪に飲まれて撤退。
二度目は11月で、既に雪が積もっていた。
雪の上に続くヒグマの足跡を追いかけるように登ったっけ。
そして下山は氷つく沢を、ひどく怖い思いをしながら下った。
なつかしいねえ。
引き続き楽しんでねえ~
お父上も天空から見守っていることでしょう。