本日の高住神社の状況です。
◆晴れ
◆-4℃
11時より、厳かに節分神事を執り行いました。
神前に福豆を供え、お祓いののち神殿から豆打ちをしました。
節分の豆まきは立春を境に新たな年が始まるので、旧年中の災厄を打ち払うというもの。
この節分では炒り豆を使うのが習わしとなっております。
なぜ炒り豆かといいますと、こんな昔話があります。
その昔、あるところに悪さをする鬼がいました。
そこで鬼退治をしようと考えた神様が、鬼たちと賭けをすることにしました。
「あの山に一晩で100段の石段を作ったらお前たちの勝ちにしよう」
ところが鬼たちは夜のうちに99段まで作りあげてしまったものですから、
神様は一計を案じ、鶏の鳴き声を真似したのです。
すると朝かと思った鶏たちが、『東天紅』と一斉に鳴き出しました。
夜明けと勘違いした鬼たちは、あと一段で完成だったのに・・・とくやしがり、
「豆が芽吹いた頃にまたやってくるぞ」
と逃げ去ったのです。
そこで豆に芽が吹かないようにと、節分には炒った豆を使うようになったというお話。
この鬼よけの豆が福豆と呼ばれるのは、『まめに過ごせますように』という験かつぎもあります。
高住神社ではお参りに来た方に幸福がありますようにと、福豆をサービスしております。
なくなり次第終了ですのでお早めに。