本日の高住神社の状況です。
◆晴れ
◆21℃
今月になってから授与所を尋ねてくる方が増えました。
「イワタバコはどこに咲いていますか?」
新聞、テレビと立て続けに紹介され、その反響は大きいようですね。
登山スタイルの方には望雲台を、軽装の方には境内のイワタバコをお勧めしています。
群生の具合は望雲台のほうが良いようです。
境内のイワタバコはちらほらと散り始めていますから、もう終わりに近づいているのでしょう。
ちょっと紹介が遅くなってしまいましたが、まだ少しは楽しめそうです。
さて、夏山登山シーズン。朝から登山者が多いです。
暑い時期の登山は日が照りつける山よりも、英彦山のような森に囲まれた登山道を歩くほうが好きという方もおり、確かにここは標高が高いから涼しくて快適です。
日中の気温は24℃。日が当たる駐車場付近でこれですから、日陰はもっと涼しいです。
参道の杉木立を歩いていると、木々を抜ける風がまた心地良いこと。
風がある日とない日では体感温度がぐっと変わります。
初めての方は参道を見上げるだけで神社まで遠いんじゃないだろうか…と思うようですが、階段段数は130段。下の鳥居から歩いて5分あれば到着します。
階段も緩やかで途中に踊り場がありますから、想像するよりも楽ですよ。
階段を上り終えると神社まではすぐ。
ここまで来ればあとはちょっと。
右手には樹齢800年を越える天狗杉が待っています。
その脇にある手水舎で手と口をすすいでからお参りしましょう。
社殿の前まで来ると、やっとたどり着いたという気分になるでしょう。
緩やかな階段とはいえ、ここまで上ってきたら喜びもひとしお。
呼吸を整えて、神様にご挨拶のお参りをしてから境内を散策してみましょう。
社殿上部には天狗岩、大天狗の霊水と名づけられた水汲み場があります。
ちょっとした休憩スペースもありますから、どうぞゆっくりされていってください。
神社の由来について知りたい方は、受付に申し付けてくだされば説明いたします。お気軽にどうぞ。
階段がきついなぁ、と思われる方は、坂道がありますのでそちらをご利用ください。
松口月城の詩碑を右手に見ながらのルート。
季節によっては足元に山野草が咲き、それを見ながら上っているとアッという間に到着します。
運搬車用の道で舗装があまり良くないので、車いすの方には不便をおかけするかも知れません。ゆくゆくは考えものですね。
とまあ簡単ながら神社への道案内。
下から見上げたときほど苦労はありませんから、ゆっくりのんびりと神社参拝を楽しんでいってください。