高住神社公式ブログ

英彦山豊前坊高住神社の公式ブログです。

7月7日(土)の様子

2018年07月07日 14時26分18秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆濃霧

◆16℃

 

北部九州、さらに西日本全域を襲った豪雨から一晩明けた今日。

降り止んだ雨と残された水害の跡に、安堵ともわだかまりとも言えぬ、もやもやした感情が胸に残っています。

昨年の北部九州豪雨とほぼ違わぬ時期とあって、あの惨事を思い返す大豪雨に心痛めた人も多いことでしょう。

 

今朝の時点で英彦山方面への道は、崩落や倒木、道路陥没のため復旧作業優先のため通行止めになっていましたが、昼過ぎに参拝に来た方の情報によれば、500号線は元通りになっているとのこと。

生活のため主要道から優先的に復旧していくと思うのですが、土砂や枝など道路に散らばったままになっているところも多いので、慎重に運転することを心がけましょう。

神社は大きな被災を受けず、その点だけでも安心したのですが、今後も用心に越したことはないですし、危険と思える場所には不用意に近づかないようにしましょう。

添田町役場・消防・警察と各所で被災状況を現地確認している最中ですので作業の妨げにならないように、梅雨明けには普段通りの姿に戻れるよう祈っております。

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7月2日(月)の様子

2018年07月02日 13時17分07秒 | 神社からのお知らせ

本日の高住神社の状況です。

◆曇り

◆20℃

 

神社の案内状や掲示物を作成するとき、季節感を感じる色味を使うよう心がけています。

デザインで参考にするのがカラーコードという色見本表なんですが、カタカナの色ではなく漢字で書かれた日本の伝統色を使うようにしています。

日本の色彩は想像以上に豊かで、染料の限られた時代にこれほど多彩に色別されていることにすら驚きなんですが、風流な呼び名だったり、わずかな色の違いで別の色扱いしていたりと、繊細で情緒ある伝統色の面白さに魅かれるというか。

花の名前、実、葉、樹皮から、鳥類・鉱物と身近なものから名づけられた色名がほとんどですが、紫陽花色はあるのかなと調べてみると、意外とないものなんです。

アジサイは色変化する花だからでしょうか、玉虫色とまではいかなくとも移り気なイメージがあるから、これという色が定着しなかったのかなと勘繰ってしまいますが。

あえてあらわすなら「紅碧(べにみどり)」。

紅でもなく碧でもなく、少し紫がかったくすんだ淡い青のことですが、ヤマアジサイにはしっくりこない色名ですね。

青藤色とか淡藤色とかもありますが、別の花の色で例えるのもなんだかアジサイに悪い気もします。

ヤマアジサイはヤマアジサイの色でいいのかも知れません。

  

鮮やかすぎず良い意味で地味、けれど組み合わせによってしっかりと主張してくるのが日本の伝統色の良さ。

濡れた青葉と淡青紫色の花の色彩は、梅雨曇りに暗く落ち着いた沢に良く合い、それでいてとても映えます。

我々の目に馴染むのは見慣れたこの国の風土の色であり、お便りを通じてその色彩と風を感じてくれたらと思ってます。

あとしばらくはヤマアジサイが楽しめますので、目と心に残してくれたらと思います。

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