おにゅう峠の一番の撮影スポットは、峠の頂上よりも少し下った道路から見下ろした風景ですが、
そこの撮影は後にして福井県との県境の標高846mのおにゅう峠の頂上へ向かいました。
まず最初に、その周辺に広がるブナの林を撮影するためです。
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昨年の6月10日、新録の頃にもこのブナを撮っています。
おにゅう峠は中央分水嶺、高島トレイルのコースです。
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少しアンダーで
麓ではよく晴れてましたが、峠は曇り空。
風が強くて、ダウンジャケットがなければ外に出られないくらいでした。
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おにゅう峠 標高846m地点の駐車場です。
曇っていて見えませんが、晴れていれば車の正面には小浜湾が見えます。
建物は峠のお地蔵さんで、中にベンチがあります。車を停めている所は福井県です。
県境は写真の一番右側あたりで、そこまでの滋賀県側は舗装道路で。
福井県側(写真の上に伸びる林道)は舗装がなく砂利道です。
あまりにも寒くて、外でお弁当を食べることはで出来ずに、車の中で昼食にしました。
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記念碑には朽木村と書かれていますね。
現在は高島市となり、滋賀県では村は無くなりました。
遠敷[おにゅう]-下根来[ねごり]-上根来-<根来坂峠>-小入谷[おにゅうだに]-久多-花背-鞍馬
この峠越えが一番距離的に京都に近い鯖街道です。
「京は遠ても十八里」と言われ、若狭の人々にとって京の都は身近な存在だったようです。
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小浜湾から三方五湖あたりがよく見える峠です。大飯原発が近いですね。
何かあれば滋賀県高島市は福島と同じで、被害をうけるのは確実です。
近畿のの水瓶、琵琶湖が汚染されればどうなるのだろう?takayan宅の上水道は琵琶湖の水ではありませんが・・・
地図の下に遠敷地区と言う文字が見えます。
福井県川では遠敷も「おにゅう」、滋賀県側では小入「おにゅう」という同じ読みの地名があります。
これは駐車場の福井県側にある案内です。
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滋賀県側、小入谷です
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豪雪地で、ブナが圧雪に絶えた来たことがよく分かりますね。
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この日錫杖さんは滋賀と三重の県境、鈴鹿の「七人山」のブナ林へ
takayanは、琵琶湖を挟んで福井県境のおにゅう峠へ
この後、近江富士(三上山)の麓で合流しました。
ここもブナの落ち葉でフカフカでした。
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茶色の落ち葉に緑の苔が映えます
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紅葉は今ひとつ、晴れ間は殆どなかったです
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次回に続きます
撮影日 10月27日
撮影地 小入谷(高島市朽木小入谷)
機 材 Nikon D4S
Nikon D810
AFS NIKKOR 14-24mm F2.8G ED
AFS NIKKOR 24-70mm F2.8G ED