気ままに撮り歩き

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湖南三山 善水寺の紅葉 2

2020年12月02日 | 紅葉

 

例年なら11月下旬でも見頃が続いている年もあるのですが、12月に入り県内の紅葉もほぼ終了となりました。

今年は色付きもきれいでしたが、見頃の時期も1週間くらいは早かったように感じました。

コロナの影響でよく出かける湖東三山や教林坊には行かずに、今年は近場であまり人も多くない湖南三山に出かけました。

善水寺だけは少し遅れて11月24日でしたが、すでに見頃は過ぎていて、受付の係りの方は、

紅葉めぐりが始まった14日前後が一番きれいだったと仰ってました。

湖南三山善水寺の紅葉の2回目です。

 

行者堂

明治初期神仏分離令により、飯道寺廃寺に伴い、明治9年、同寺岩本院の行者堂を移築し、役行者尊を奉安する。

この行者堂は、元飯道寺岩本院に在り、明治維新に際し飯道寺廃号を被り、明治8年堂宇並びに付随信徒当寺に遷し、

明治12年大峰協力講社の許可を得、本堂東側に移築するも、傷み激しく新たに現在地に移転改築する。
 

 

行者堂付近から望む本堂

 

元三大師堂

江戸時代、正徳三年(1713)再建。本尊元三慈恵大師良源大僧正の等身大尊像を奉安する。

 

 

 

 

 

 

 

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「一隅を照らす者、これ、国の宝なり」 (天台宗の開祖である伝教大師(最澄)のお言葉)

 一隅(いちぐう)とは、今、あなたがいる、その場所です。あなたが、あなたの置かれている場所や立場で、ベストを尽くして照らしてください。

あなたが光れば、あなたのお隣も光ります。町や社会が光ります。小さな光が集まって、日本を、世界を、やがて地球を照らします。

あなたの一隅から世界を照らしましょう!一人ひとりが輝きあい、手をつなぐことができれば、みんなが幸せになり、すばらしい世界が生まれます。

(天台宗 一隅を照らす運動より)

 

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善水(湧水)はペットボトルで持ち帰ることができます。

 

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灯台躑躅越しに見る観音堂

少し下の離れた場所にあります。

 

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椎の実が一面に落ちています。一つ拾ってかじってみました。真っ白な実で懐かしい味でした。

今の若い親ならこんな地面に落ちた物を、子供に食べさせることはしないのでしょうね。

60数年前には今のようにお菓子もなくて、椎の実や柿、栗、イタドリ、桑の実、アケビ等々、そんな物がおやつでした。

 

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小学生の頃、休み時間に隣の鎮守の森へ椎の実拾いに行った頃のことを思い出します。

服のポケットにいっぱい入れて家に帰り、拾い集めた椎の実を祖母に煎ってもらいました。

煎りすぎると栗のようにパンと音がして弾け、小さな椎の実は殻だけになってしまうのです。

金網で出来た豆などを煎る道具が懐かしいです。

 

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次回に続きます。

 

撮影日 2020年11月27日

撮影地 岩根山 善水寺(滋賀県湖南市岩根)

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

    AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)