気ままに撮り歩き

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東北の紅葉旅 18 (鳴子峡・秋保大滝)

2022年11月28日 | 撮影旅行

 

長い間続けてきた東北の紅葉シリーズも今回で終わりです。

最終日の10月24日は南三陸の神割崎で早朝撮影後に、宿泊先の「下道草」に戻り朝食。

その後にこの日の1番の目的地、宮城県大崎市鳴子温泉にある紅葉の名所「鳴子峡」にやって来ました。

ここでの撮影は鳴子峡に架かるJR奥の細道湯けむりライン(陸羽東線)の鉄橋を通過する列車の撮り鉄です。

到着したのは10時20分頃、錫杖さんは駐車場の撮影ポイントの「大深沢橋」の近くで私たちを降ろし、

少し離れた駐車場へ車を入れに行ってくれました。いつもながら優しい心遣いに感謝です。

橋の高さは峡谷から100mの高さがあり、素晴らしい紅葉風景でした。

下の渓谷には遊歩道があり、多くの観桜客が歩いている姿が小さく見えます。

ここの紅葉風景の写真をネットで見ると、下からこの橋を見上げた景色も多く紹介されてます。

 

列車を待つ間渓谷の紅葉を撮影。

 

 

錫杖さんが列車のダイヤを調べてくれると、11時過ぎに通過するようだということで橋の中央あたりで撮影場所を確保、

周りには多くの鉄ちゃんが三脚を立ててましたが、もちろん私たちは手持ちです(笑)

予定時刻が過ぎても列車の姿は見えず、周りのマニアに家内が聞いたところ、約20分くらい遅れているとのこと。

ここは来るまで待つしかありませんが、いつ来るかわからず、列車は山間から突然鉄橋に差し掛かるポイントですので、

じっとカメラを鉄橋に向けて待つ時間が随分長く感じられました。

 

 

 

このアングルで撮ることに決め、D4Sの高速連写モードに設定。レンズはNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sです。

 

このレンズも先日AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDとともに売りに出しました。

(AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDは翌日に売却済みとなりました)

Z9を使い始めた後に、保管庫に入れえたままだったD200、D300、D700、そのほかにFマウントレンズ6〜7本を売りに出しました。

AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)の他はすべて売却済みとなりました。

カメラもレンズも大事に使ってきたので、AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)も早々に買い手が見つかると思います。

 

 

錫杖さんが大きな声で「来たー!!」と声をかけてくれてすぐにシャッターを押しましたが、列車はここまで進んでました。

その後連写がトンネルの中に隠れるまでわずか3秒ほどでした。

本来なら観光客のためにこの鉄橋の通過時には徐行してくれるとのことでしたが、遅延のためかあっという間の通過でした。

3秒程度の間に撮影した写真の全コマをアップします。

11時23分56秒

 

 

 

 

 

 

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(11時23分54秒)

高速連写ですので、この後も何枚かは列車の無い風景が撮れてました。

今回購入したNikon Z9なら1秒で20枚、JPEG(Normal)約11MPでの撮影なら120枚撮影が可能ですが、

5秒も連続撮影すれば、同じ写真ばかりとてつもない枚数になってしまいますね。

今回の3秒間の撮影ならRAWの高画質でも60枚は撮れたということですね。

 

 

鳴子峡の撮影後はこの度の最終撮影地、秋保大滝(宮城県仙台市太白区秋保町)へ。

 

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滝の入り口にある「秋保大滝不動尊」の境内にある大銀杏。もう少し遅ければ綺麗な黄色に染まっていたでしょう。

 

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見通しが悪いので、滝壺へ降りられる場所まで車で移動しました。

 

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下から渡ってきた橋が見えます。

 

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滝壺まで降りるには急な長い階段があります。

往路は良かったのですが、帰りは途中で息が上がり、足も上がらずバテバテになりました(笑)

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先ほどの橋の上からの撮影です。

 

今回で10月20日から24日までの東北の紅葉旅は終わります。

次回からはこの翌日、東北から信州へワープした上高地の風景を紹介します。

 

初めての東北、今回も錫杖さん夫婦のお世話になり、本当に楽しい旅でした。

私たち夫婦だけならきっと行けなかった場所ばかり、素晴らしい紅葉風景に出会うことができ、

思い出に残る多くの写真を撮影することができ、大満足の5日間でした。

新型コロナの影響で、錫杖さん夫婦との4人旅は久しぶりでしたが、東北地方を一周する1600Kmにも及ぶドライブを

一人で運転してくれた錫杖さんと、いつもの事ながら細やかな心遣いで私たちの面倒を見てくれた奥様に感謝です。

2015年の春に瀧樹神社の雪割一華の撮影が縁で知り合い、これまで数えきれいくらいの旅に連れ出してくれました。

また先日のブログ記事の中で、金婚式のお祝いのメッセージもいただきありがとうございました。

これからもいろいろお世話にることと思いますが、またよろしくお願いしますね。

 

撮影日 2022年10月24日

撮影地 鳴子峡(宮城県大崎市鳴子温泉)

    秋保大滝(宮城県仙台市太白区秋保町)