気ままに撮り歩き

季節の花や風景など撮り歩きしています

丸山千枚田(三重県熊野市)

2024年12月17日 | 撮影旅行

 

昨日はブログ友のはりさんがよく行かれる明日香方面へドライブに出かけました。

先日の記事の中に「文武天皇陵の前に無人販売所があり、みかん一袋が100円」と写真が出ていて、

まず文武天皇陵へ向かい、高松塚古墳や飛鳥寺、多武峰の談山神社などを巡ってきました。

無人販売所の料金箱に1000円札を折りたたんんで入れて10袋買ってきました。

帰宅してすぐに二人で食べてみましたが、甘くて美味しいみかんでした。はりさんの情報のおかげです。

 

さて12月1日の日帰り撮影旅の続きです。

中辺路の福定の大銀杏を撮影し、次に向かったのは三重県熊野市の丸山千枚田です。

ここも前から一度行きたいと錫杖さんに言っていたので、丸山千枚田もこの日の旅のコースに入れてくれまてました。

丸山千枚田の一番の季節は、棚田に水が張られ田植えの時期で、夕刻のマジックアワーの時間帯が最高とのことです。

この季節はすでに稲刈りも終わり棚田には切り株が残っているだけでしたが、畦道の曲線美が本当に綺麗で

初めてみる丸山千枚田の棚田の風景は素晴らしかったです。

 

 

棚田百選「丸山千枚田」

丸山千枚田(まるやませんまいだ)は、紀和町丸山地区の斜面に幾重にも描かれた棚田で、日本の棚田百選にも選ばれています。 

この棚田がいつ頃造成されたかは不明ですが、西暦1601年(慶長6年)にはすでに2,240枚の田があったという記録があります。

しかしながら、昭和40年代半ばから始まった稲作転換対策による杉の植林や昭和50年代以降の過疎・高齢化による耕作放棄地の増加によって、

平成初期には530枚までに減少してしまいました。

地元住民たちは、「自分達の代でこの貴重な文化遺産を無くすわけにはいかない。

素晴らしい景観と農耕文化を後世に残し伝えていかなければならない。」と立ち上がり、平成5年に丸山地区住民全員による丸山千枚田保存会を結成し、

丸山千枚田の復元と保全活動が始まりました。(熊野市ふるさと振興公社のページより)

 

 

 

奥の銀杏が見頃を迎えていて良いアクセントになってくれます。

手前の棚田は現在耕されていないようです。

 

 

 

おりしもこの日は熊野古道トレイルランニングコースが行われていて、急坂の続く丸山千枚田もそのコースになっていました。

ちょうど撮影中に多くの選手が通過していきました。

 

 

もう少し高台にある展望台に来ました。

何度も来ている錫杖さんはこの棚田のことを熟知されていて、撮影ポイントもよくご存知です。

 

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以前に錫杖さんの写真を見せてもらいましたが、夕焼けが映り込む時間帯の作品は見事でした。

 

 

素晴らしい風景に出会うことができました。次は水張りの季節の夕刻に訪ねてみたいです。

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ランナーが見えます。

こんな坂道のコースを走るのはしんどいでしょうね。

 

 

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坂道を上ったり下ったりと過酷なレースのようです。

 

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福定の大銀杏の宝泉寺から丸山千枚田へ向かう途中の道の駅で昼食

(和歌山県田辺市中辺路町近露)

 

4人ともマグロ丼にしました。美味しかったです。

この後錫杖さんのホームグランド、錫杖ヶ岳の麓の紅葉の名所「河内渓谷」へと向かいました。

 

撮影日 2024年12月1日

撮影地 丸山千枚田(三重県熊野市紀和町丸山)

機 材 Nikon Z9

    Nikon Z6Ⅲ

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S