北海道の旅9日目は、午前中に白髭の滝や、青い池、美瑛の丘などの撮影を楽しみ、富良野で昼食後に夕張へ。
夕張ではダム湖のシューパロ湖、1987年(昭和62年)に廃線となった三菱石炭鉱業大夕張鉄道線の南大夕張駅、
「幸福の黄色いハンカチ想い出広場」をめぐり、この日の宿泊地の小樽ヘ向かいました。
シューパロ湖の風景
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水の色と立ち枯れが幻想的な風景を見せてくれました。
シューパロ湖(夕張市HPより)
2015(平成27)年の夕張シューパロダム完成により、ダム湖としては日本で2番目の湛水面積、4番目の貯水量となった巨大な湖。
夕張岳を背景に夕張の雄大な自然を満喫することができる。
夏から秋にかけてはカヌーを楽しむことができ、場所によっては静寂に包まれた神秘的な体験も可能。秋は紅葉の名所としても知られている。
湖底には1973(昭和48)年に閉山した三菱大夕張炭鉱で栄え、最大2万人が暮らしていた鹿島地区が眠り、
湖面から顔を覗かせる立ち枯れた木々たちやアーチ橋が、かつての繁栄を感じさせるノスタルジックな風景を楽しめる。
「シューパロ」とはアイヌ語で「シ」=本当の、「ユーパロ」=鉱泉の湧き出るところとなり、「夕張川本流」を意味する。
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雲の隙間から日が差して湖面が輝きます。
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立ち枯れがどこまでも続く景色は見応えがあります。
三菱石炭鉱業大夕張鉄道線の南大夕張駅跡と展示車両
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シューパロ湖からは2Kmの距離です。
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ラッセル車ですね。
かつて清水沢駅と大夕張炭山駅を結び、1987(昭和62)年に廃止された三菱石炭鉱業大夕張鉄道線で実際に使用されていた客車・ラッセル車・石炭車を
かつての南大夕張駅跡地に保存展示している。
この車両は、沿線で産出される石炭の輸送や沿線住民の貴重な足として活躍した。
石炭産業で栄えた夕張にとって鉄道はなくてはならない存在であり、夕張の発展を支えた立役者でもある。
客車内は見学可能で、当時の雰囲気や夕張の最盛期をうかがい知ることのできる産業遺産である。
2007(平成19)年には経済産業省より近代化産業遺産に認定された。(夕張市HPより)
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車内にも自由に入れます。
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客車の後ろに連結された石炭車。三菱のロゴが見えます。
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鉄の塊といった力強い姿ですね。
車で20分くらい、17Kmほど離れた所にある「幸福の黄色いハンカチ想い出広場」に立ち寄りました。
北海道から帰ってしばらくしてテレビでこの映画の放送があり、楽しかった北海道の旅を思い出しながら見ました。
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何と言ってもこの風景ですね。映画のラストシーンで感動するシーンです。
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願い事を書いて好きな所に貼り付けます。
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南大夕張駅の展示車両の写真がありました。
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建物はこの施設の入り口にある入場券の発売所です。周囲は整備されていてきれいな所でした。
札幌を経由して小樽へ。夕方の市内は渋滞するかもしれないとの事で、唯一この旅行で高速道路を利用しました。
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今夜の泊まりは小樽オーセントホテル
帰ってから定年旅行での写真を見ていて気がつきました。今回と同じホテルです。
2008年7月16日の撮影ですが、11年ほど前の方が上手く撮れてます(笑)Nikon D200とSIGMA 10-20mm 1:4.5-5.6 DC HSMでの撮影です。
定年旅行でのカメラはD300とD200の2台でした。
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18時頃から夕食と小樽運河の夜景撮影に出かけました。小樽といえばお寿司です。
サンモール商店街を抜け寿司屋通りへ・・・11年前も同じようにお寿司でした。
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「小樽日本橋」さんで夕食後、小樽運河へ向かいました。
次回は小樽運河の夜景です。
撮影日 6月9日
撮影地 夕張〜小樽
機 材 Nikon D4S
Nikon D810
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)
シューパロ湖はなんとも不思議な色をしていますね。
まるで絵の具を溶かしたような感じです。
この湖の下にかつて人々の暮らしがあったというのも
なぜか郷愁を誘いますね。
郷愁といえばラッセル車や駅跡もですね。
最近、夕張支線も廃線になってしまいましたが
北海道の鉄道は今のうちに乗っておかないと
(撮っておかないと)
ほとんどが無くなってしまいそうですね。
小樽といえばお寿司ですね。
私も小樽に行けば必ずお寿司です。
今日も北海道を楽しませていただきました。
シューパロ湖の水の色は神秘的な色で、
本当に絵の具を溶かしたような緑色でした。
この下に、多くの人たちの思い出が眠っていることを思うと、
少し複雑な気持ちになりました。
ラッセル車と廃駅も、どこか寂しさが込み上げてくるような風景でした。
夕張支線は3月末で廃線だったようですね。
2016年には留萌線の留萌〜増毛感も廃線になりましたね。
JR北海道の路線は、これから縮小の一途を辿るように感じます。
北海道旅行をする人は、ほとんどがマイカーかレンタカー、ツアーバスです。
稚内駅の時刻表でも感じましたが、昼の時間帯で4時間以上の列車間隔のダイヤでは、
利用者も無くなりますね。
乗降客が少ないから列車を間引く、その結果より以上に乗客が減少するという
悪循環に陥っているのでしょうね。
良いとこ取りのJR東海が一人勝ちといったところです。
過疎地の鉄路では、親方日の丸の国鉄時代が一番良かったのかもしれませんね。
一度廃線になった路線は二度と復活はしません。
鉄道マニアには寂しいことですね。
やっぱり小樽はお寿司ですね。
次回は小樽運河の夜景です。
いつもありがとうございます。