昨年の11月頃から毎年カワセミを撮影している草津市の矢橋帰帆島公園へ何度か通ってましたが、全く姿を見ることができませんでした。
カワセミが何時もいる池の近くの施設の改修工事が行われているせいかもしれませんが、今シーズンは他の野鳥の姿も少ない状況です。
今まで何度も出会ったルリビタキの姿も今シーズンはは全く見かけません。
それでも一番出会えるチャンスがある矢橋帰帆島公園へ、1月23日の午後に今年になって初めて出かけてみました。
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公園内の紅梅も見頃です。(1本しかない紅梅です)
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駐車場から琵琶湖の湖岸を歩いてカワセミのいる池に向かいます。
琵琶湖の鴨の数も少なくて、いつもならオオバンなども多く見かけるのですが・・・
池の辺りを見ると先客のカメラマンが2人。
レンズの方向を見てみると・・・・いました!居ました! 1年ぶりくらいに見るカワセミです。
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いつ見ても本当にきれいな色です。
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背中の明るいブルーが一際鮮やかでした。
少し目を離した後にフファインダーを覗くと魚をゲットしてました。
どうせダイブするシーンは下手なtakayanでは撮れませんが(笑)
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獲った魚を振り回し、足元の枝に叩きつけたりして弱らせてから食べます。
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少し離れた柵の上に移動しました。
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木立の中に隠れています。
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枝が混み入った場所を探してみを隠しています。
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飛び出しました。
なんとか写ってますがピンが甘いですね。シャッター速度も遅すぎます。
先客のお二人は、Nikon Z8とCanon EOS R6 Mark II でした。
昨日もここで、Canonの方と再会し、色々とお話をさせていただきました。
まだ若い方で、カワセミの居場所を素早く探して教えてくれてありがたかったです。
飛翔シーンは難しい・・・慣れが必要ですね。
Nikon Z8の方はFマウントのAF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VRをマウントアダプターで使われてましたが、
ドットサイト(照準器)を併用されていて、ダイブシーンも連写されてました。
雲台もビデオ雲台でしたので、カワセミの撮影には慣れておられるようでした。
ドットサイトのことを色々と調べてYouTubeでも見たりしてますが、やはり動きものには良いアイテムのようです。
ファインダーを覗かずに、ドットサイトの中心に被写体を捉えてシャッターを切り、ピントはカメラマかせと云う撮影でしょうかね?
そんなに高価なものでもないので、一度購入して挑戦しても良いかも?と思案中です。
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ここに来てくれると近距離で撮れますが、あっという間に飛び去りました。
しばらく待っても戻ってこないので、家内が少し離れた別の池の様子を見に行ってくれました。
二つの池を行き来しているので、多分向こうの池に行ったのでしょう。
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家内から電話があり、「こちらの池に居るよ」と知らせてくれました。
他の二人のカメラマンと一緒に別の池へ移動。西陽のあたる良いところに居てくれました。
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背中がきれいですね。
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胸の茶色も鮮やかです。オスですがまだ若いのでしょうか?
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飛ぶスピードは本当に早くてファインダーでは追えません。ピンボケです(笑)
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別の木の枝に移動しました。
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撮影日 2024年1月23日
撮影地 矢橋帰帆島公園(滋賀県草津市)
機 材 Nikon Z9
NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR
一脚使用
出ましたね、近江八景の翡翠。実に美しいオスです。
いやいや十分飛翔姿も捉えられていると思いますが、やはり師匠のレベルは高いですね。
胸のオレンジ色の濃さが目立ちますが、多分巣立ちの若者ではないでしょうか。
飛翔中以外は全てキャッチライトが入っているのは流石です。
まさしく「水辺の宝石」の息遣いを感じました。
何回か通って、やっと今シーズン初めて翡翠に出会えました。
背中のブルーも、胸のオレンジも本当にきれいな雄でした。
飛翔姿は難しいです。
先日の信さんのダイブシーンはよく撮れてましたね。
ドットサイトのことも色々調べたりしてますが、
使い方も案外難しいようです。
それでも超望遠レンズで動き物を撮るのには便利なグッズらしいです。
やはり野鳥は、キャッチライトが入る良い天気の日が撮りやすいですね。
Z9はD4Sに比べて高感度耐性が弱いのですが、
鳥の認識機能と高画素による大幅なトリミングができるのが良いです。
昨日も出かけてたくさん撮ってきましたが、よく似た写真ばかりでした(笑)
また見てもらいますね。
いつもありがとうございます。