ひとつ灯にそれぞれ刻む夜長かな たけし

「俳句が突然のように脳裏に浮かぶ」と話す人がいる
そんなことがあるとは思えないでいた
俳句は文芸でそれ以上でもそれ以下でもあるまい
掲句は初めての経験
相棒との夕食後のひととき
私は書き始めている自分史を読みァえしながら手を入れている
相棒は図書館への返却日の近い「白蓮」を読んでいる
外は静かな雨
ひとつ部屋にそれぞれの時間が流れていた

「俳句が突然のように脳裏に浮かぶ」と話す人がいる
そんなことがあるとは思えないでいた
俳句は文芸でそれ以上でもそれ以下でもあるまい
掲句は初めての経験
相棒との夕食後のひととき
私は書き始めている自分史を読みァえしながら手を入れている
相棒は図書館への返却日の近い「白蓮」を読んでいる
外は静かな雨
ひとつ部屋にそれぞれの時間が流れていた
昨年の一句
退屈をもてあましたか放屁虫 たけし