枯れし葉の終いの美学ゆうらりと たけし
枯葉の果をふと思う
枝に枯れたまま紅葉黄葉しているとき
枝から離れゆっくりと舞っているとき
地にふんわりと触れたとき
その後も象をかえて土にかえる
新しい命を育てる役目も忘れない
枯葉に果という最期はないように思われてきた
枯葉の果をふと思う
枝に枯れたまま紅葉黄葉しているとき
枝から離れゆっくりと舞っているとき
地にふんわりと触れたとき
その後も象をかえて土にかえる
新しい命を育てる役目も忘れない
枯葉に果という最期はないように思われてきた
去年の一句
なおざりの罪の苦味や菊の酒