我が手なるぐい呑愛でる良夜かな たけし
「第13回竹とんぼ句会たより」Vol.7
句会だより今回が最終回で管理人のページです
句会では世辞や慰めばかりで評価は厳しい
饒舌癖を脱却する努力の途中であります
表題句は少々の評価を頂きましたでした
子供たちが小さい頃八丈島に遊んだ時の楽焼
今年の月見酒 生憎無月だったが私には良夜でした
錦秋や山に撫で肩怒り肩
何年か前になるが妙義山の紅葉を楽しんだ
異様な山並みが見事に紅葉
山の稜線は撫で肩があったりいかり肩があったり
思い出からの発句であります
譲られて譲る一期や花野道
一期は生きている時間
人生もあと余生の半分ほどを残すばかり
あれほどに拘った名誉栄達富や地位
五欲を捨てた現在はなんとも心地よく
道に障害はひとつとしてない花野のようだ
一期にはたくさんの人との出会いと別れ
みな譲られたり譲ったりしてきたことを知る
無防備にただ佇ちすくみ鶏頭花
鶏頭の花を詠んだ俳句は少なくない
子規の「系統の一四五本もありぬべし」が
あまりにも有名だが
この句がなぜに名句なのかは
未熟な初心者の私には分からない
私の作品も理解は読み手におまかせとする
「第13回竹とんぼ句会たより」Vol.7
句会だより今回が最終回で管理人のページです
句会では世辞や慰めばかりで評価は厳しい
饒舌癖を脱却する努力の途中であります
表題句は少々の評価を頂きましたでした
子供たちが小さい頃八丈島に遊んだ時の楽焼
今年の月見酒 生憎無月だったが私には良夜でした
錦秋や山に撫で肩怒り肩
何年か前になるが妙義山の紅葉を楽しんだ
異様な山並みが見事に紅葉
山の稜線は撫で肩があったりいかり肩があったり
思い出からの発句であります
譲られて譲る一期や花野道
一期は生きている時間
人生もあと余生の半分ほどを残すばかり
あれほどに拘った名誉栄達富や地位
五欲を捨てた現在はなんとも心地よく
道に障害はひとつとしてない花野のようだ
一期にはたくさんの人との出会いと別れ
みな譲られたり譲ったりしてきたことを知る
無防備にただ佇ちすくみ鶏頭花
鶏頭の花を詠んだ俳句は少なくない
子規の「系統の一四五本もありぬべし」が
あまりにも有名だが
この句がなぜに名句なのかは
未熟な初心者の私には分からない
私の作品も理解は読み手におまかせとする
1年前の掲載句
一刻を未練の一葉風の秋 たけし