雷鳥の白の極まる冬毛かな
冬の立山
雪壁の間をぬって何度かバスで訪れた
視界の全てが純白で
強めにほほを撫でる風までも白く尖っている
すぐ近くの雪の中に雷鳥をみた時の感激は
言葉にならない
めったに遭遇することはないと案内人は言っていた
極まる白
立山連邦の雪は雷鳥を護るために白いのかもしれない
冬の立山
雪壁の間をぬって何度かバスで訪れた
視界の全てが純白で
強めにほほを撫でる風までも白く尖っている
すぐ近くの雪の中に雷鳥をみた時の感激は
言葉にならない
めったに遭遇することはないと案内人は言っていた
極まる白
立山連邦の雪は雷鳥を護るために白いのかもしれない
入選 2017/1/25 朝日新聞 栃木俳壇 石倉夏生