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薪能夜叉になるまで足鳴らす中島道子
作者の観た実景だろう
漆黒の闇に浮き上がる能舞台
演者は舞の佳境に入り床板を激しく踏み鳴らす
いつか演者の舞は夜叉の舞に変わっていた
(小林たけし)
【薪能】 たきぎのう
◇「若宮能」 ◇「芝能」
神事能の一。薪の宴の能の意という。陰暦2月の興福寺の修二会に、南大門の芝の上で四座の大夫によって行われた能楽。明治維新後中絶していたのを戦後復活したもので、5月11、12日に行われている。現在では神事をはなれて、夏に観光用に薪能を催すところも多くなった。
例句 作者
弁慶になりきって出る薪能 深見東州
怨霊にひたと影寄る薪能 亀田蒼石
混迷の床踏む音や薪能 北村純一
熾る火に向かう面や薪能 渡辺和弘
生きるとは美しき舞薪能 北村純一
白髪のときに炎のいろ薪能 児玉輝代
薪能面は火炎の上を過ぐ 長谷部雉子
鼓うてば闇のしりぞく薪能 石原八束
弁慶になりきって出る薪能 深見東州
怨霊にひたと影寄る薪能 亀田蒼石
混迷の床踏む音や薪能 北村純一
熾る火に向かう面や薪能 渡辺和弘
生きるとは美しき舞薪能 北村純一
白髪のときに炎のいろ薪能 児玉輝代
薪能面は火炎の上を過ぐ 長谷部雉子
鼓うてば闇のしりぞく薪能 石原八束
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