竹とんぼ

家族のエールに励まされて投句や句会での結果に一喜一憂
自得の100句が生涯目標です

記五月雨を降り残してや光堂 芭蕉

2017-07-11 | 芭蕉鑑賞
五月雨を降り残してや光堂



季語:五月雨ー夏  出典:おくのほそ道  年代:元禄2年(1689年:45才位)
じめじめした五月雨も、
ここばかりは降り残したのであろうか、
(平泉中尊寺の)光堂は今も昔のままの光輝を保っている、の意。

流伴鑑賞
何回か訪れた光堂
芭蕉の光堂をみての率直な感慨
降り残しては の措辞は他にみたことがない
写生の中に芭蕉が生きている

コメント    この記事についてブログを書く
« やがて死ぬけしきは見えず蝉... | トップ | 五月雨を集めて早し最上川 芭蕉 »

コメントを投稿

芭蕉鑑賞」カテゴリの最新記事