ものたりぬ自適の気儘秋深む たけし

「悠々自適」という言葉があるがただの「自適」は「きまま」といった軽いもののようだ
「悠々」には泰然とした趣があって迷いとは無縁の余裕さえ感じる
気ままな「自適」な暮らしもそろそろ10年
なにか物足りない気分を抑えきれない
秋になると先行きの漠然とした不安がよぎるせいだろうか
人生の終着に向かっての残機かもしれない

「悠々自適」という言葉があるがただの「自適」は「きまま」といった軽いもののようだ
「悠々」には泰然とした趣があって迷いとは無縁の余裕さえ感じる
気ままな「自適」な暮らしもそろそろ10年
なにか物足りない気分を抑えきれない
秋になると先行きの漠然とした不安がよぎるせいだろうか
人生の終着に向かっての残機かもしれない
去年の一句
秋団扇二人の無言はやしたて たけし